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2004 アクションエンデューロ 第3戦 レポート
2004年12月12日:開催
兵庫県 柴田ファーム特設会場:会場
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アクションエンデューロ最終戦(柴田ファーム特設会場)に参加された選手及び見学者の皆さんお疲れさまでした。
2004年は3戦のスケジュールで行い、この柴田ファームは今回が最初で最後になってしまいました。第2戦との間も2週間しかなく、またこの柴田ファームならではの地形を利用出来ないものかと思案の結果、 1時間レースは既存のオフロードコースとMTBコースを組合わせた設定。そして3時間は私としましても始めての思いっきりテクニカルなレース形式の設定とさせていただきました。はたしてほんとに参加者は集まるのだろうか?
という心配もなんのその当日は総数133台ものオフロードレースファンのエントリーがありました。前回にも増してこれだけのオフライダーが集まるなんて関西のオフロードバイクファンはまだまだ健在なのを実感しました。
正直なところこの全3戦で参加者が集まらなければ今回限り?なんてことも考えていましたが、これじゃオフレースファンの為にもやめるにやめられないですよね。さてさて2005年度はどんなイベントをやりましょうか?

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さて今回、後の3時間レースの都合もあり若干早めのスタートとなった1時間レースは40台のエントリー。キュンと冷え込んだ朝靄の中からのスタートとなる。しかも今回はこの柴田ファームでは珍しい逆回りの設定となる。
スタート方法もクラス別横一線同時スタート(モトクロス式の約100メートル先鋭角ターン)としたのですがいかがでしたでしょうか?ルマン式とはまた違った迫力があったとおもうのですが。レース展開は今回もまたまた登場の男性巨乳系のMC「oyazichan」の言葉を借りれば次のようになります。彼もだんだんノリが良くなってきましたよね。

FUN-OPENオープニングラップは#16が先頭。
2周目以降そのまま後続を引き離しにかかる。続くのは#7-#5。
4周目に#45が3位に浮上、猛烈な追い上げを見せる。
#16はそのままトップでチェッカー。
2位争いは最終ラップ土壇場でで#45が#7を交わしチェッカー
FUN-A序盤#101が2位以下に20秒以上の差をつけ逃げ切るかと思われた。
しかしスタート直後ガレ場で転倒し大きく後退した#106が猛追し、後半トップを逆転。最後は40秒の差をつけた
FUN-B1周目はダンゴ状態の中#204が先頭。2周目以降は#204と#205の2台に絞られるが、とにかく必死こいて走りました、という#205が3周目に#204を捕らえる。
その後は#205の独走でレース終了。

すんません。私は次のレースの準備でドタバタして見れてませんでした。

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さてさて次に控えますはおなじみ将来のトップライダーを夢見るキッズクラス。
ココでの私の悩みは「コースレイアウトをどうする?」なんです。プラザ阪下ほど広くはないし、かといって長くすると見えないところまで行ってしまうし、結局本部前の一部の設定になってしまいました。でも幸か不幸かエントリーは5台!ちょうどよかったかも?そんな中ゼッケン4と5は兄弟の藤田選手。特に妹の美空(みく)ちゃんは始めてのレース?途中でフリーズしてましたけど大丈夫?でもお父さんのコーチのおかげで3周も走りました。それよりもお父さんがビデオ片手に3周全部ついて走っておられましたけどそっちの体力のほうが心配!?トップは14周の#2の山野健太郎君。副賞は YZ250 のラジコン。将来は本物に乗る事間違いなし!

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さてさてさて、3時間レースであるがこれが今回の大本命とも言うべき、いままで私も開催したことも出場した事も無い(見たことはあります)いわゆるゲロ系という超テクニカルセクションてんこ盛りのコース設定です。したがってコース設計はその筋の大御所である中村、千種氏両名と美和系チャレンジライダーの sam氏。コース開拓団に 168、P-1 といったクラブの協力ボランティアを得て完成しました。しかし私が言うのもなんですが「ホントにコレ走れるの???」「これレースになるの?」の連続。雨でも降ったら地獄絵図とちゃうの?です。
しかし設計者達はスタート前からニコニコ顔。何か変?。今回、参加募集の段階から上級者限定!1周出来なくても怒らないライダー限定!で受付たのですがなんと当日を含めて88台のエントリー。ほんとに好き者のお祭り?そんな中いました。EZ-9(ずいぶん昔のオフタイプスクーター)で参加の#201の松本選手。会場全員の冷ややかな視線をまともに受けても本人はいたって本気!

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スタート方法は下部クラスからの一斉スタート。各クラス間は3分差。今回最後のスタートになった赤ゼッケンのAAクラスは24台である。
コースの一番初めのセクションでは先にスタートしたライダーが、かなりの台数が泥沼の中でうごめいている。しかしそんな中を赤ゼッケンはみるみる他車をパスしてなんと周回を重ねて行くではないですか。私の心配をよそにレースが成り立ちました。ホント誰も1周出来なければどうしょうと思っていたのです。参加者全員がそれぞれの技量で楽しめる(苦しむじゃないの?)コース設定の微妙なさじ加減には驚くばかりです。恐るべしその筋の大御所達3名であります。また今回柴田の特色としてMTBの周回コースを中心に各セクションが設定されてましたので見学するにもとても足場の便が良く、難セクションといわれるバイク打ち上げ投げ落としポイントでは多くのギャラリーから盛大な応援(笑い)の嵐であったことは言うまでもない。特にトップページを飾っているライダーは本人の意向もありゼッケンにモザイクをかけさせていただきました(笑)ところであの EZ-9 ですが、ゴール直前のガス欠ハンドル90度曲げ技にも関わらずなんと時間ギリギリで1周しちゃいました。彼に抜かれた他のライダー、まことにご愁傷様です。次回までにもっと修行に励んで下さい。

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【リザルトはこちらから】
さて、気になるのは次回の開催ですが、会場の柴田ファームの所在もふまえていまのところ白紙状態です。今回の評判如何によっては微妙な状況です。いましばらくお待ちください。

2004年、オフィスアクションとして3回のレースイベントを開催させていただきました。私と致しましてもいままでウイズランドでの経験があるといえ、実際自分が主催するとなるとまだまだ未熟者で未知の部分も多く参加者及び関係各位にご迷惑をおかけしましたことをここにお詫び申し上げます。今後、より参加者本位のイベントとして開催していきます。御指導御鞭撻よろしくお願い申し上げます。 尚、今回暫定結果に対して当方の誤りがありましたことをお詫びいたします。詳しくはリザルトの項にて告知しております。

いや〜ほんと、雨降らなくてよかったあ〜。もし降ってたらどうなってたんだろうと考えるのも恐ろしかったよ〜
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文・写真 奥村善武
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