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2005 アクションエンデューロ 第3戦 レポート

2005年10月23日:開催

大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場


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天高く馬肥ゆる秋 なんて言いますが、ほんとに季節的にもバイクライディングの気持ちいい季節です。
「そんな秋の休日のレースはいかがでしょうか?」と第3戦を募集しました。
今回も凝りに凝ったコースレイアウト(コースレイアウト担当 じゃぱん庄司)で参加者を待っていたのですが、当日のプラザ阪下モーターランドは土曜日からの雨が止まず朝からしっかりと秋雨が降ってます。
天気予報は午後から雨も上がり晴れ間も出る模様を伝えています。
そんな中夜明けと同じくして参加者が集まり始める。
この雨が上がる事を信じて当日エントリーがなんと6台!合わせて82台が揃いました。

今回の目玉は、3時間クラスのプラザ阪下逆回りレイアウトで超ロングストレートダウンヒル付きとゲストライダーにAAGPに関西からクラスAAに随一参戦されている#10柿田 真選手の参加です。
午前のスプリント&1時間レースにはデモランとして走っていただき、午後は彼を目標とする強者がひしめき合うオープンAクラスにエントリーしていただきました。

午前のレースはまだ降り止まない雨の中でのスタートとなりました。
しかしこのマディな路面を得意とするライダーもいるはず。
それぞれの思惑をうけてのスタートとなりました。
実況は今、ますますノリノリの「oyajichan」のMCでどうぞ

40分
 

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今回は当日エントリーを含む7台がエントリー。#2玉岡選手がV2を狙うのか、それとも新たな勝者が出てくるのか?
雨の中スタートが切られ、オープニングラップを飾ったのは#2玉岡選手。なみいるレーサーマシンを蹴散らしてすでに2位とは20秒差。圧倒的に早い!2周目以降もブヒブヒ!っと後続を引き離していく。
2位には#5小野選手、3位には#6園下選手がつける。しかし#6園下選手は2周目にトリプルエントリーの#3山田選手にかわされる。
3周目以降もずっと順位が変わらずに終盤へ向かうが、それぞれのタイム差はどんどん開いていき、最終ラップに入った時点で#2玉岡選手と後続の差は3分39秒と確実なアドバンテージを確保してそのままゴール。
1H
 

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どうもすっきりしない天気の中元気よくスタートした1時間。一番最初に戻ってきたのは以前のレースで(第2戦かな?)ガス欠してしまったという#104樋渡選手。その後ろを#112、#106、#101、#404と続く。
ここから一気に後続を引き離したい#104樋渡選手。しかし#101東堤選手が猛追。4周目にはトップに踊りでる。
先頭に立った#101東堤選手は追撃中の勢いをそのままキープしながらどんどんどんどん2位以下を引き離す。
6周目、3位争いに動きがおこる。#106吉田選手が#112松田選手をパス。3位に浮上するが次のラップで後退。2つ順位を落としてしまう。
そんな激しい3位争いを尻目にトップを快走する#101東堤選手は手綱を緩めない。ベストラップは6分ジャスト。
最終ラップの時点で2位の#104樋渡選手に2分半の差をつける。この差が圧倒的なアドバンテージとなり、#101東堤選手は最終的に3分以上の差をつけてぶっちぎりの優勝。

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ちょっとブレイクタイムのキッズレースは、今回どうした訳か3台のみのスタート。
コースは新しくなったプラザ阪下の「キッズ専用常設コース」である。
3台エントリーイコール全員入賞のそれは将来の有力選手の卵である。
全員に表彰台に立っていただきシャンパンファイトも経験していただきました。
大きくなったらまたこの台の上に来て下さいね。

さてさて、今回の3時間レースは今までのコースレイアウトをいちから見直し、このプラザ阪下の普段の逆回りレイアウトと新装なった『ギャラリーステージ!』なんとここには今までの欠点を改良した丸太階段の登場!これがまた偶然の産物かそれとも緻密に計算されたのか、なんとも絶妙な丸太間隔となりました。
別名、誰が呼んだか「フルサイズキラー」。途中で止まればツルツルの丸太の餌食に!一気に走り抜けるには巧みな体重移動のバランスとファイト一発のテクニックが必須条件となりました。
もちろんとーっても長い迂回コースもあり、そこは選択に悩むライダー任せのポイントでもある。しかもギャラリーステージとあるように観客からの応援?ヤジ?に乗せられて自爆するライダーも数知れず。
勝敗の分かれ目ポイントになったのは言うまでもナイ!
ではそんなレースの実況中継は。
3H
 
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当日エントリーを含め45台のエントリーとなった3H。前回優勝の豊山選手がV2を果たすのか、それとも新たな優勝者が出てくるのか?
招待選手の柿田選手に食らいついていくのは誰なのか?楽しみ満載のレースがスタート。
1周目、先頭で帰ってきたのは#10柿田選手。すぐ後ろで追うのは#5井上選手。そして#36、#38と続くがさすがAAGPライダー。
お構いなしでどんどん引き離し、2周目にはすでに独走態勢。1時間経過時点で2位との差はすでに2分半。圧倒的な速さを見せる。
トップ5は#10、#5、#8、#36、#2。レースの行方はこの5台に早くも絞られてきた感があったが、10周目になんと#10柿田選手がパンクでリタイア。替わってトップに立ったのが#8豊山選手。2位には40分優勝の#36ぽっちゃり玉岡選手。
そして#5、#2、#6と続く。同一周回で回るのはこの5台となる。2時間経過時点でトップは依然豊山選手。このまま逃げ切るのか、と思われたが終盤、後ろから#2土井選手がじわじわと追い上げ、15周目に#36玉岡選手を捕らえて2位に浮上。さらに1分前の豊山選手を猛追し、17周目にはその差を12秒まで縮めてきた。
18周目、ラスト2周となるこのラップでついに#2土井選手が#8豊山選手を捕らえた。立場が逆になった豊山選手、ラスト2周で8秒前の土井選手を追う。そして迎えたファイナルラップ、この8秒の差を縮め、テールtoノーズとなった。
どちらが前でチェッカーを受けるのか、と思われた矢先、じゃぱん庄司の手によってがっちりと固められた通称「フルサイズキラー」4段丸太で豊山選手痛恨の転倒!!#2土井選手が逃げ切った。

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【リザルトはこちらから】

ちょっと遅くなってしまいましたが、表彰式の後はおなじみ抽選会となり、今回も毎回ずっとオフバイク用品を会場激安価格で出店してもらっています尼崎の「レーシングローズ」さんから数々の協賛品(特賞はダンロップタイヤ前後セット)をいただきました。
毎度まいど本当に参加ライダーのためのご協力ありがとうございます。
それと今回の参加賞はうちのご近所「小山農園」さまの協力もいただき、全員分の「丹波黒豆枝豆」も確保できました。
皆さんいかがでしたか?1年に1度のこの季節限定の参加賞は?きっともう一回食べたくなって来年のこのレースも絶対参加したくなったでしょう?

次回は2005年アクションエンデューロ最終戦です。(12月18日)
柿田選手もリベンジ参加を約束してくれました。(彼のAA−GP最終戦11月13日にも注目!)
2005年忘年会レースでもあります。

沢山のオフライダーの参加舞ってまース!!

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文・写真 奥村善武


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