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第13回 デュアルスポーツ in 小豆島
2005年5月21−22日:実施
香川県 小豆島:場所
2005 デュアルスポーツ in 小豆島は今年で13回目になりました。
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ですが、おふぃすあくしょんとしては今回が初めての開催となりました。「こんなに歴史のある大会を引き継いで、はたして開催成功出来るのか。」というプレッシャーのもと、現地下見そして開催前準備と進めて行くうちに、このデュアルスポーツというオフロードバイクをの楽しみ方をこの小豆島に定着させられた(株)オカザキ代表取締役の岡崎氏に敬意を表します。その理由として、島民皆さんの知るイベントであること。下見&準備の段階でオフバイクとライディングスタイルを見て

1.スーパーのレジのおばちゃん「あら今年も来たの。あなた達が来なきゃこの島には刺激がなくてねー」私、初対面なんですけど。
2.ランチを食べに入った喫茶店のおかみさん「あら、もうそんな季節なんやね。昔は沢山走ってたわねー」ぐさっ!今年は58台なんですけど。
3.私有地をコースの一部として使わさせて頂いてる果樹園のオーナーさん「うーん、バイクが走ると轍が出来て困るんやけどなあ。でも遠くから来るんやろ。1年に1回やからまあええわ。」あっありがとうございます。感謝感激ですう。
4.コースマーカーを付けているときに遭遇した警ら中のパトカーから降りて来て私を呼ぶ警察官「キミタチこれは何かね?許可取ってる?責任者は君かね?レースじゃないの?道路標識にこんなの取り付けていいの?」その職務質問の嵐に答えると「んっ?13年目?いままで地元とのトラブル無し?事故も無し?警察署受理した?あっそうなの。本官は最近転勤でこの島に来たのでこーゆー事は知らないんだよねー。じゃあとで確認取ってみるから。事故の無い様に気を付けてやるように。」と、その場を去って行った。職務に忠実でごくろうさまです。
5.スタッフの弁当を注文しに行った地元の仕出し屋さんの会長さん。後に電話があって「バイクの走行会をやってるんやてな。ワシもその仲間に入れてもらえんじゃろか?ハーレー持っとるんじゃが。んっっ?オフロードバイクの走行会?山走るの?ハッハッハッ!そりゃ無理じゃのう。もうワシも75歳やし。若いときやったら参加させてもろたのに。ナニ?あんたもアメリカンバイク持ってる?よっしゃ今度家に来なさいバイクの話をしよう。泊めてあげるし。」ナーんか大変な事になって来た。地元の方だし断れないし。誰か付いて来て。ここの会社は「はまゆう」さん。おいらはケチって500円の弁当注文したんやけど、なんのなんの、ボリュウム満点めっちゃうまい!!コレ本当!皆さんも機会があればよろしく!次回からそうめん止めてここの弁当?おっとそれをやったら参加者から暴動が起きるかも?いやはやなんとも「継続は力なり!」とは真にこのこと。岡崎様。こんな地元密着型のイベントは他にはありません。できません。ありがとうございます。
こんなすばらしいイベントを引き継がさせていただいて恐縮です。これからも続けていきます。

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で、随分前置きが長くなりました。
今回は前回までの1DAY&2DAYのスタイルから2日間に渡って行う2DAYのみの開催としました。ですがやはり日曜にしか休みが取れない方からの要望もあり、急遽日曜日の当日参加も受付ましたが…なんと2日目は朝から雨となり結局0人でした。付け焼き刃はダメですね。

コースは毎年ほぼ同じ。島内完結型なのでなかなか上手くレイアウト出来ないのとダートが少ないのが理由。そのかわり舗装路でツーリング気分を味わってもらおうとワインディングも取り入れました。もうひとつ。使わせてもらっている林道、作業道、廃道、林間は毎年浸食が進みなかなか手強いコースとなっていきます。特に今年は昨年の台風でトンデモナイ状態となり超上級となりました。なんせあまりにも山奥で修復が望めないのです。来年はさらに・・・毎年参加されている常連さんには自身の上達にコースも合わせてくれてるみたいで。したがって初級コースが取れないのが難点です。次回は早めに探索隊を出して新規ルートの発見につとめます。でもまだあったかなあ・・・
初日の土曜日はフェリーの時間も考慮して午後からの受付です。天候気候もよく、ダートを走れば心地よい汗をかく程度。ほんと気持ちよかったです。コースの最後にはお約束のヒルクライム大会。コレはコースから外れているのですがそこは参加者のお楽しみということで黙認です。
それぞれがゴールに到着する頃には日も傾きキャンプ場にランタンの明かりが灯り出す。この大会、前夜祭のようなことはしません。参加者どうしのコミニュケーションを図る意味でもこのような静かな夜もいいのではないかと思います。
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一夜明けて日曜の朝、週間予報では曇りになっていたのだが、やはり心配していた雨がポツリポツリと降り出してしまった。気持ちは憂鬱だがそこは持ち前のオフライダーの元気よさで「雨もコース状態が変わっていいじゃない!」としておこう。
でも景色のいいはずのワインディングコースは我慢コースになってしまうのであえなくカットとなりました。ごめんなさい。その分ちゅるちゅるになっていく林間で悶えてくださいね。私は撮影のため早めに林間コースに入ったのですが既に石の上では滑ります。時間が経つにつれて難易度は急上昇。現にコース途中で出会った初参加の上級ライダーの言葉は「すんません。デュアルスポーツをナメてました。これってアクションサバイバルのセクションが延々と続くようなものじゃないですか。」そうなんです。下りの設定だから進めるものの登りだったら各有名ライダーも絶対無理!だと私は思う。なんせ昔のツーリングトライアルのコースなんですから。そんな感じで今回も超上級となってしまった2日目なんですが大きなアクシデントもなく全員の参加者がゴールの「小豆島ふるさと村」に帰ってきました。で、お楽しみの「そうめん昼食」なんですが冷えた体にはあたたかい「にゅうめん」のほうがよかったかしらん?最後の締めは恒例の(株)オカザキ「MC-JAPAN.NET」様から提供していただいた「シニサロ」「アチェルビス」製品の大抽選会です。ほんとにいいの?の豪華賞品てんこ盛りでした。ありがとうございます。これからもずーっとよろしくお願いします。

今回も小豆島の島民のみなさまのあたたかい気持ちと歓迎の心のおかげで開催することが出来ました。これからもオフロードバイクのパラダイスになるように島の土地ちょっと貸してくださいまし。参加者、主催者感謝の気持ちでいっぱいです。また来年来ますから。よろしくお願いします m(__)m

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文・写真 奥村善武
写真 東・福山・白井