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2006 アクションエンデューロ 第1戦 レポート

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2006年3月5日:開催

大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場


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アクションエンデューロシリーズが本格始動して2年目の第1戦は昨年より1ヶ月遅れの3月5日に開催となりました。
この冬は始まりが早かったため、その分、春の訪れを待ち望む気持ちが強く冬ごもりのライダーを呼び起こすためにもここは一発頑張らなくてはと思ってはみたものの開催10日前の時点での参加表明はたったの20台あまり!
「いったいどうしたんだベイビー!」なんて叫んでみてもどうにもならずヤキモキの日々。もう関西でのEDはあかんのやろかととってもネガティブな気持ち。
しかーし。来ました来ましたエントリー。1週間前になってどっと来ました。なーんでみんなそんなに立ち上がり遅いの?絶好のバイクシーズンはもうすぐそこなんやで。
ということで今回集まった台数は95台!気持ちはイッキにポジティブ。さあやりまっせ〜!

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2006年バイクシーズンを前に会場のプラザ阪下モーターランドもコースの大改装中で前日までコースレイアウトが決まらずこちらもヤキモキ。
うちのコースディレクターも「谷口ノリスケ」に変わり、彼なりのレイアウトも楽しみなのであるが、彼もヤキモキ。
結局、土曜日に現地での朝からの検討になりました。
会場の高台に立ち、うーむ。上部半分は既存のコースそのままなので事前調査で決まっていたもののモトクロスコース部分がまだ完全に出来てない!
真っ平らの所やら運んだ土砂をぶっちゃけたままのとこ
ろやら、もーなんでやねんとヤキモキ。 そんならそのまま使たろやんけ!と発想転換。昨年までは人工的なギャラリーステージを作ってたのですが、今回はしからずも天然ギャラリーステージということで何もせずに出来ちゃいました。ふかふかの盛り土越えセクション。
今回は原点に戻り正回りレイアウト。もちろんプラザ阪下名物6速全開ストレートありのスピードコース設定だったのですが、ほどよいセクション配置で結構受けがよかったみたいです。

朝の冷え込みはきつかったものの、日中にかけて天気もよく気温も上昇。そしてライダーのボルテージもUP!絶好のサンデーレース日和となりました。
2006アクションEDは大幅なレギュレーションの見直しとタイムスケジュールの変更でちょっと余裕ができたかも?すべて順調に進んでいく。
まずは1時間レースから。FUNオープンもこの時間に変更。もちろん初心者対象のレースでもあるので20分の練習走行枠も設けました。

ではレースのライブはここんとこバイクを降りて軟弱体型になり、ますます「ぢゃぱんoyajichan」になっちまった MC-oyajichan でどうぞ!

 いよいよ開幕あくしょんエンデューロ、プラザ阪下としても今年の初レースとなります。今年もおやじちゃんがMC&ライブレポを担当します。まだまだ発展途上ですがどんどんパワーアップしていくつもりなのでよろしくお願いします。
それではライブレポ、行ってみましょう!(総合順位でのレポートとなります。)

1H
 

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 昨年まであった40分オープンクラスがなくなり、この1時間に組み込まれました。
1周目、トップで戻ってきたのは#9吉川選手。その後ろに#12小松選手、#13山下選手と続く。勢いよく飛び出した#9吉川選手はこの後圧倒的な速さで後続を引き離しにかかっていく。3周目にはすでに2位との差は約1分。
しかしコレだけでは終わらない。まだまだ手綱を緩めず、さらに引き離しにかかる。

 中盤、スタート時に渋滞に巻き込まれたのか出遅れた#7藤川選手と#111鎌野選手が後ろから追い上げてる。1周目はそれぞれ10位と15位で通過。しかし2周目以降どんどん追い上げ、。6周目には6位争いの直接対決となる。

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 この6位争いは#111鎌野選手に軍配。7周目にはさらに順位を上げ4位に浮上。
トップ3を追いかけていく。
 しかし、出遅れてしまったのが響いてしまったのか、トップ3ははるか前。
最終的に追いつけず3位と80秒差の4位でフィニッシュ。

 優勝は圧倒的な速さで2位に3分の差をつけた#9吉川選手。2位は#12小松選手、3位には#13山下選手が入る。

いままでタイトなタイムスケジュールのため3時間レースのスタートをお待たせした教訓から1時間と3時間とのタイムラグを1時間半としました。 これで余裕を持ってコース切り替えが出来ます。 では激戦の3時間レースのライブをどうぞ!

3H
 

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 今年からオープンAクラスは菅生AAGP参戦権がかかるレース。第3戦までのランキング首位の選手を招待する、ということでエントラントの皆さんも気合が入ってる方も気合十分。
 そんな3Hレース、オープニングラップは前回、前々回と思うような結果が出せなかった#10ゲストライダー柿田選手。しょっぱなからかっ飛ばす。2位には前年度あくしょんランキング首位の#1土井選手、そして#16広兼選手と続く。しかし体調が思わしくない、と話していた#1土井選手、2周目に3位に後退、そのあと徐々に後退してしまう。
 6周目、#11小田選手が#16広兼選手をパス。柿田選手を追いかける。1時間経過までのベストラップは小田選手、柿田選手共に6分48秒。タイム差はわずか36秒。がっちりついていく。

1時間経過での各クラスTOP3
順位OAOBPAPB
#10柿田#60浦川#103吉川#208山田/山田
#11小田+36sec#64谷崎/青木+4sec#106樋渡+1LAP#207道谷/君家+109sec
#16広兼+54sec#63木村/長+43sec#102入田+265sec#203鈴木+57sec
数値は前の順位との差(参考値)です。

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 レースは中盤、各クラス上位陣の順位が入れ替わる。
3位の#16広兼選手の50秒遅れで4位を走行していた#7榎本選手が差を縮めていく。14周目、#16広兼選手を捉えて3位に浮上。その#7を追うように#13玉岡選手も前にでる。9周目、10周目に2台パスし、5位に浮上。
オープンBクラスでは2位を走る#63木村/長組が11周目に#64谷崎/青木組をパスし2位浮上。しかし14周目に後退、#64が2位に返り咲き、3位には#68山下/大木組が浮上。
プロダクションAでは#103吉川選手がここまでの全体のベストラップ6分33秒を叩き出しトップを快走するもマシントラブルでリタイア、代わって#106樋渡選手がトップに立つ。
さらにプロダクションBでは#207道谷/君家組が5位まで後退、#203鈴木選手が2位、#202中村/梅沢組が3位に浮上。

2時間経過での各クラスTOP3
順位OAOBPAPB
#10柿田#60浦川#106樋渡#208山田/山田
#11小田+1LAP#64谷崎/青木+1LAP#102入田+1LAP#203鈴木+192sec
#07榎本+39sec#68山下/大木+40sec#104大川+1LAP#202中村/梅沢+20sec
数値は前の順位との差(参考値)です。

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 いよいよレースは終盤、以前トップは柿田選手。何もなければほぼトップは確実。2時間の時点で同一周回はわずか6台。
さすがはJNCCのAAライダー、圧倒的な速さを見せてくれている。
 2位を走る#11小田選手の後ろから#7榎本選手が近づいてくる、20周目、ついに2人の差はゼロに。柿田選手が賞典外となるため、実質首位争いとなる。2周にわたるバトルが繰り広げられ、22周目に榎本選手が2位に浮上する。
同じころ、#16広兼選手と#13玉岡選手が4位争いを繰り広げる、こちらは玉岡選手に軍配があがる。
 プロダクションBでは#203鈴木選手がマシントラブルで後退、#202中村/梅沢組が2位に、3位には#205幾老選手がはいる。

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 オープンBでは#64谷崎/青木組が2時間を過ぎたあたりで後退してしまい、代わって#68山下/大木組が2位に浮上、17周目にライダー後退で順位を落とすが20周目には2位に返り咲く。その後ろでは2時間の時点で5位を走行していた#59吉田選手が追い上げをみせる。一時は2位を走行するが最終的には3位に落ち着く。4位に後退してしまった#64谷崎/青木組はファイナルラップに#59吉田選手に追いつくも2秒及ばず4位に終わる。

 レースは最終的に#10柿田選手がトップでチェッカーを受けレースは終了。同一周回は3台だけ、という強さを見せてくれました。
4月のサザンハリケーンへの弾みになってくれればと思います。

そして2006アクションEDの目玉特典としてオープンAクラス限定ではありますが、11月26日開催のJNCC、AA−GP菅生大会にエントリー招待というおまけ付き。
これは今年からの冠スポンサーである「ロッキースポーツ」代表の星野様からのご好意で実現しました。オフィスアクションとしましても遠征費の一部負担という形で協力させていただきます。
しかも現地でのピットはJNCC#10柿田選手と同じ場所で確保させていただきます。
第3戦までのポイントトップのライダーの特典であり栄誉でもあります。関西ライダーの代表として菅生で思う存分暴れてきて下さい。
どうです。これはがんばらなきゃならんでしょ。
で、このクラス今までにない激戦となりました。その分プロダクションクラスの参加が減ってしまいました。みーんな菅生ねらっているのかなあ。

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【リザルトはこちらから】

すべてのレースが終わって表彰式。
今回から1時間の各クラス優勝者は3時間クラスへステップアップ(レディスを除く)、3時間の優勝者はクラスアップ。優勝者にしてみれば嬉し悲しいといった心境でしょなあ。でもこれは全ての参加者に優勝というチャンスがあるということ。
次点のライダーはもちろん全員の次の目標ははもちろん1番の表彰台!がんばってください。
各表彰者の副賞として「ロッキースポーツ」様からのステルスシリーズ用品の数々、マキシスタイア、ミシュランAC10などなどを贈呈しました。

今回も大した怪我人もなく運営上のトラブルもなくすべて順調。もちろんこれが「あたりまえ」なんです。主催者としてもひと安心。
そしてそして今回のもう一つの目玉は豪華賞品抽選会!
事前告知はしていませんでしたが、なーんとアメリカンバイクまであります(レーシングローズさん協賛品)ミニサイズですけど。(当たったチームめっちゃめちゃ喜んでいたなぁ〜こっちまでうれしくなっちゃいました)
もちろん当日出店の「APC」さんのベストショット写真プレゼントやらレーシングローズさんのダンロップタイア前後セット(協賛)などなどライダーの喜ぶ顔が見たくてイロイロ集めてみました。

いかがだったでしょうか?
このアクションエンデューロも参加者の希望と熱意で続けていくことができます。
私もポジティブに努力と誠意でがんばります。応援よろしくです。
最後にご協力頂いてるスポンサー様、そしてなにより参加してくださるライダーに感謝です。

今年もアクションエンデューロを よ・ろ・し・く 〜

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文・写真 奥村善武


協賛各店(敬称略)
ロッキースポーツ

長野県富田
TEL 026-236-6001
MAXXIS
INTERNATIONAL JAPAN

神奈川県伊勢崎市
TEL 0463-90-2288
川畑商会
(MAXXIS)

大阪府東大阪市稲田新町
TEL 06-6745-2048
月刊ガルル
(実業之日本社)

東京都八丁堀
TEL 03-5540-6914
 
ダートスポーツ
(造形社)

東京都中野区
TEL 03-3380-1061
(株)RSタイチ

大阪府大東市中垣内
TEL 072-874-3268
You & My

大阪府河内長野市喜多町
TEL 0721-64-9077
Moose

京都府亀岡市大井町
TEL 0771-22-6866
 
モトランドキャブレター

奈良県大和高田市築山
TEL 0745-22-4622
レーシングローズ

兵庫県尼崎市浜田町
TEL 06-6412-0050
サイクルショップ168

滋賀県湖南市
TEL 0748-72-7363
タイヤガーデン 野々口

京都府南丹市園部町
TEL 0771-62-1675
 
(株)オカザキ
MC-JAPAN.NET

大阪市港区
TEL 06-6577-7775
ちゃねSports

大阪府寝屋川市春日町
TEL 072-826-0077
APC
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大阪府八尾市光南町
TEL 090-8881-7807