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2006 アクションエンデューロ 第3戦 レポート

2006年10月15日:開催

大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場


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2006アクションEDも回を重ねて第3戦目となりました。
前回の開催から3ヶ月。その間に暑い夏が過ぎ季節はすっかりと秋になりました。そう、そして10月というのは秋真っ盛りの食べ物がとてもおいしい季節です。
そこで昨年からの試みとして参加賞を「丹波黒豆枝豆」にしてみたのですがいかがだったでしょうか?
「こんなんすぐに食べられへんやん」と言わずにひと手間かけて食べてみて下さい。もうその食感はヤミツキいなること間違いない!
アクションEDと同じく食べ出したらヤメられない。なんて思って全員にプレゼントしたのですがどうでしたでしょうか?

さてその当日は朝からごきげんな天気。気温も程よい感じ。絶好のスポーツ日和の予感です。
今回も関西人の性格を表しているのか1週間前からのドタバタエントリーで主催者をヤキモキさせてくれました。
ほんと10日前は30台ちょっとでしたからね。もう少々のコトでは動じなくなりましたよー。 でもおかげさまで2006アクションEDもコンスタントに100台前後が集まるようになりました。
これも関西のエンデューロFUNのおかげです。要望がある限り開催を続けて行きますのでご支援よろしくです。

ん?でも今回は黒豆枝豆のおかげだったりしてね。

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午前のレースはいつものとおり1時間クラスから。今回のエントリーは47台。
コースはこの季節特有の夜露がしっとりと覆い絶妙のコンディションである。
スタートは運動会の季節よろしくルマン式で、ライダーにはバイクまでしっかり走ってもらおうと少々長めのスタートラインでしたが息切れなどしなかったでしょうか?
しかも全車一斉スタート!各人の体力差があるので混乱なく程よくばらけてくれました。
でも、ストレート終わりの最初のシケイン部分では若干の渋滞が発生した模様ですがそれも1周目だけ。まずは順調な滑り出しです。
では、ここから先のライブレポートは最近チャイナ製バイクの「デイジー君」に乗ってごきげんのMC「oyajichan」 のノリノリトークでどんぞ!

1H
 

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 今回のエントリーは総勢47台。前回よりも多くのライダーがエントリーしてくれました。今回のオープニングラップを取ったのは#106浪越。しかし2周目に#6勇都にかわされる。さらに3位を走行していた#4足立にも抜かれ3位に転落。
 トップに立った#6勇都は逃げにかかる。4周目には早くも後続に20秒の差をつけた。このまま彼の独走となる。
 3位に後退した#106浪越は4周目、再び#4足立を抜き返し2位に返り咲く。さらにトップを追いかける。しかし追い上げは及ばす逃げ切られてしまう。今回は4周目から最後の12周まで、トップ5の順位がまったく変わらない、というアクションでは珍しいケースのレースとなりました。
総合1位は#6勇都(オープンクラス優勝)2位は#106浪越(FUN-Aクラス優勝)。
そして、FUN-Bでは#204橋本が優勝。レディースクラスを制したのは#301高橋。高橋は本格的にレースに参戦しだして3戦目での初優勝。前回のレースではイメージトレーニングですら転倒していたという彼女の今後の成長に期待。

いよいよ午後(と言ってもまだ昼前だけど)の3時間レースのスタートである。
今回もJNCC戦でも絶好調の「吉川和宏」選手がゲストライダーとして走ってくれます。
なんと彼はこの前週の8日には北海道夕張で行われたMFJのエンデューロに出場したばかり。(総合6位だったそうです)ほんと体力よくもちますねー。
今回の3時間レースのコース設定の目玉としてダートラ場下の普段コースとして解放してない所を使ってみました。
そうです。阪下名物のアノ2段ヒルクライムの壁です。が、しかし全面使うのはJNCCのサザンだけなので今回は半分だけ使ってみました。
で、そのままでは面白くないので壁のエッジを立てたり手前に溝を掘ってみたりの小細工をしてみたのですが・・・
3時間クラスのライダーにとってはなんてコトなかったみたいです。
なんせ前日のテストライダーが巨漢のMC「oyajicyan」であったためあまり参考にならなかったかな?

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さてさていよいよ3時間レースのスタートとなりました。エントリーは56台。
もちろん招待選手の#11吉川選手も気合い十分。そして今回2回目の登場となったオフィスアクション専属レースクイーンの 本郷まみチャン のサインボードと共に緊張は高まって行く。
スタート方法はクラス別クラッチスタートの一斉発射である。
私はヒルクライムで写真をとるべく現場で待ち構えたのだが・・・
なんかおかしい?トップ集団が来ない!ナンデや?とコースを頂上から見る限りどこかのコースがショートカットになっているようだ。
急遽再スタートを決め仕切り直しとする。どうもトップ集団が一部のバンクを乗り越えてミスコースをした事が判明。すぐにコーステープを張り直し、30分遅れの再スタートとなりました。
3時間レースの参加者の皆様には大変なご迷惑をおかけしました。今後こういう事のないようにコースレイアウトの最終チェックは徹底して行きます。
では、そんなハプニングのあったライブレポートは前日徹夜でハイテンションの「oyajicyan」 からドーゾ。

3H
   AAGP参加権がかかる3時間のオープンAクラス。第2戦終了時のランキングは次のとおり。その切符は誰の手に渡るのか?

オープンAクラスポイントランキング
順位
氏名広兼 知幸山本 正榎本 周林 章弘小田 浩也井上 淳
ポイント322420201717

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 今回は各クラスともたくさんのエントリーを頂きました。その中でAAGP参戦権がかかるオープンAクラスはなんと19台のエントリー。関西トップクラスのライダーが多数エントリー。誰が勝つのかわからない激戦が予想される。
 1周目、TOPで帰ってきたのは#11吉川。すぐ後には#19広兼。しかしおかしい!早すぎる!原因はなんとミスコース。もう一度やり直すことに。
 仕切りなおして再スタート。次もトップは#11吉川。後に続くのは#14榎本、#19広兼、#17玉岡、#4井上と続く。
 2周目、#17玉岡が2位に浮上。マシンは本人が大絶賛するクラス唯一のトレールマシン。いつものCRM。マシンの整備が思うようにいかなかった様だがそれでもこの順位につける。
 
 しばらくトップ5に変動無くレースは進む。動きがあったのは6周目。#14榎本が#17玉岡を交わして2位に浮上。しかし8周目に玉岡が抜き返す。さらに9周目には榎本がまた前に出る、というモノスゴイ接戦を繰り広げる。

1時間経過でのオープンAクラスTOP5
順位
氏名#11 吉川#14 榎本#17 玉岡#19 広兼#4 井上#8 細野
トップとの差7周+56sec+58sec+164sec+202sec+207sec
数値はトップとの差(参考値)です。

 10周目、#11吉川、#14榎本が給油ピットイン。この間に#17玉岡がトップに立つ。しかし、玉岡がトップを走ったのはこの周回のみで11周目には再び#11吉川にトップの座を明け渡し2位に。
 そのままレースは中盤へ。14周目に再び動き。#17玉岡が給油ピットイン。約25秒のアドバンテージがあったがここで使い果たし再び#14榎本が逆転。逆に30秒の差をつけられる。しかしここから玉岡が猛追を始める。この差を4周かけて取り返す。そしてレースは18周目、終盤へと差し掛かる。

2時間経過でのオープンAクラスTOP5
順位
氏名#11 吉川#14 榎本#17 玉岡#4 井上#19 広兼#8 細野
トップとの差17周+130sec+156sec+1LAP+1LAP+1LAP
数値はトップとの差(参考値)です。

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 中盤から終盤へと差し掛かった18周目、ついに#17玉岡が#14榎本を捕らえて逆転。#11吉川はゲストライダーということで賞典外。ついにアクションエンデューロ3H初のトレールマシンでの総合優勝が刻々と見えてきた。結局この後トップに変化無く、22周でチェッカーがきられる。
 トップは#11吉川。さすがは赤ゼッケン。貫禄の走りを見せてくれた。2位は#17玉岡。3位には#14榎本が入る。榎本はレース終了後、最終戦で#17玉岡への雪辱を誓っていた。
 第3戦終了時点でのランキングは広兼がトップをキープし、AAGPの参戦権を手に入れた。2位に榎本、3位に玉岡がそれぞれ浮上した。
最終戦で笑うのは果たして誰なのか?目が離せませんよ!

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今回も招待選手の#11吉川選手の1位独走でチェッカーとなりましたがその次点を走る#14榎本選手と#17玉岡選手のデッドヒートは見物でありました。
今回は玉岡選手に軍配が上がりましたが、榎本選手は第4戦にかけ玉岡選手に挑戦状を立てたとは私だけが知るところかな? この勝負楽しみである。

この後、表彰式までの間に急遽決まった国際A級トライアルライダーの藤原氏と若干19才国内A級森脇君とのデモランショウを開催しました。どうしてアーンなことやコーンな事が出来るのか不思議ですよねー
まあ訓練と練習の賜物なのです。そこで観客のやんやコールで登場したのが「oyajicyan」の大事なだいじなデイジー君。過激なウイリーでテール部分を地面とキッスしちゃいました。
彼の目にはうっすらと涙が…修理代?それは観客のやっちゃった喝采でチャラになんない?


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【リザルトはこちらから】

また今回、オンラインエントリーの不調により大変なご迷惑をおかけしました。でもそんな中で振込金額のゼロを一つ多く送金してくださった塩っ○のコ○さん。
なんと10回分前払いの太っ腹!と思いましたが本人の青ざめた電話があり、すぐに9回分返金しました。皆さん電子マネーの振込には気をつけましょうね。

次回開催は12月17日の忘年会エンデューロです。

ぱあっとやりましょう。
抽選会の目玉はナーンと「バイク」をプレゼント!
ゲストライダーにバイク業界超有名人参戦!
大忘年会エンデューロです。ドッカーンとやりましょう。でもアルコール飲酒はダメですよ。レースに陶酔しましょう。
またまた沢山のエントリー舞ってまース!


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文・写真 奥村善武
写真 ひなた 


協賛各店(敬称略)
ロッキースポーツ

長野県富田
TEL 026-236-6001
(株)江沼チエン製作所

石川県加賀市
TEL 0761-72-0286
月刊ガルル
(実業之日本社)

東京都八丁堀
TEL 03-5540-6914
ダートスポーツ
(造形社)

東京都中野区
TEL 03-3380-1061
 
(株)RSタイチ

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TEL 072-874-3268
You & My

大阪府河内長野市喜多町
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兵庫県尼崎市浜田町
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