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デュアルスポーツ現地実走調査

2008年4月5〜6日

香川県 小豆島


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デュアルスポーツFUNの皆様。
お待たせしました。2年ぶりの開催に向けての実走調査に行ってまいりました。

先日の4月5〜6日の2日間かけての調査となり、
今年も小豆島の大自然は満開の桜と山ツツジで我々調査隊を迎えてくれました。
そして挨拶に伺った私有地の地主様も
「去年は来なかったね。待ってたよ。」と歓迎の言葉を頂きました。
開催申請を提出した小豆島警察署でも「いままで過去に何の問題と事故も起きてないし、今回もルールと秩序を守ってもらえるのならば」と。
山仕事をされている地元の方にルート上に設置されている土地測量の標識を尋ねると「ああそれはもう済んでいるはずだよ。だいじょうぶ。そのバイク走行会は以前商工会がやってたやつだね。昔草刈りに出た事あるよ。」
皆さんありがとうございます。

うれしいです。こんなに素直にバイクイベントが受け入れてもらえる地域ははこの日本では小豆島ならではないでしょうか。
それも今回で15回目という歴史と実績だと思います。そしてそれは参加者皆さんが作り上げた地元との信頼ではないでしょうか!
そしてこのイベントはずっと続けて行かなければならないと思います。

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ルートは前回と変わりありません。変えようがありません。
でも「なんだ同じか」と思わないで下さい。

1年のブランクは山の姿が変わっていました。

樹木が地面が本来の自然の姿に戻ろうとしていました。人間の作ったルートを覆い隠すように。
昨今の環境問題が重視される時代に、今回もこの小豆島の大自然に感謝です。そしてモーターサイクルという道具で走れることに。

上級コースは以前以上に、深い轍と崩壊した法面、そして大きな浮き石ガレ場、2メートルからの薮コギ、直径20cmぐらいの倒木丸太越えなどなど決して優しくはなっていません。
したがって、初級者の方は絶対に上級コースには入らないで下さい。 進入してしまうと後退も途中退場も出来ません。そして決して単独での行動はしないで下さい。何人かのグループでの移動をお願いします。また、一人参加の方もどなたかと一緒にお願いします。そこはデュアルスポーツの精神でお互いに助け合いながら進んで下さい。
また、初級からステップUPした方も必ず上級者及び上級コース経験者の伴走またはアドバイスを受けながら走行して下さい。
今回よりコースの難易度UPに伴い参加者全員に1リットル以上の飲料水携行を義務付けます。出発前に受付で確認チェックを行います。
最後にバックマーカーとしてオフィシャルが走行します。それ以降はコースクローズになります。また何かしらのトラブルで途中棄権される方はオフィシャル又は大会本部まで必ず連絡を入れて下さい。
勝手に帰られますといつまでも捜索隊が探す事になります。


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コースは全て公道を使用します。どんな山奥の道であろうとも地元の生活の道であるため必ず対向車が存在します。地元車優先!そして一部には私有地も含まれますので民家の近くは必ず徐行です。
また、コースレイアウトの都合で上級と初級のコースが対面するところがあります。必ずキープレフトを守って下さい。
そして、コースマーカーを見落とさずにゆっくり確認しながら、それこそ小豆島の大自然を十分に堪能しながら進んで下さい。
参加者のルールとマナーがこれからの継続開催への鍵となることを感じておいて下さい。

この開催日の季節は山の緑がいきいきと輝き、オフロードモーターサイクルライディングには至福の時です。
この瀬戸内小豆島で思いっきり楽しみましょう。

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文・写真 奥村善武
写真 福山