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2010 関西ガルルカップ アクションエンデューロ
第3戦 レポート

2010年10月24日:開催

大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場


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今回は特別企画、オクムラさんにかわってMCおやじちゃんがレポート全編を担当します!

毎年恒例、アクションエンデューロ黒豆祭は秋晴れ、とはいかず曇り空の下ではじまりました。今秋は日本中でイベントが目白押しなためなのかどうな のかエントリーは例年以上に少なめ。ちょっとドキドキしていましたがのべ66台のエントリーを頂きました。
午後から崩れる、という天気予報。果たしてどこまで降らずに持ってくれるのか。

今回のレースは1H・3H共に逆回りのレイアウト。どんなレースになったんでしょうねぇ。
まずは1時間からライブレポ、いってみましょう。


1H
  1周目のトップは#26桑原。つづいて#29池田・#14林・#27池口・#19清水と続く。
#26桑原は最初からハイペース。1周目ですでに2位と20秒以上の差をつけている。

2周目、6位と出遅れた#24吉田が3位まで追い上げる。ここからさらに!というところでなにかトラブルがあったのか、戻ってこなくなった。早々 にレースを終えてしまう。

3周目、今度は#18山田が7位から3位まで上がってくる。トップの#26桑原・#29池田より少し速いペース。徐々に差を詰めていき、5周目、#29池田がミスをして遅れた間に2位に浮上。そして1周目3位だった#27池口がトラブルでリタイヤ。

7周目、上位3台は変わらず。トップ#26桑原を追いかける#18山田との差もこの中盤は40秒前後と変わらない。4位には前周6位の#20山本が上がってきた。

8周目、ココで上位が動き出す。3位の#29池田が帰ってこない。どうしたものかと思っているとスタッフの無線から「上段モトクロスコースで転倒、腰を打って動けない」との連絡。ここでレースを終える。ケガは深刻なものではなく、安心。変わって3位には#19清水が上がる。

9周目。トップ#26桑原がナニかをミスしてしまったのか遅れてしまう。トップは守ったものの#18山田が一気に15秒差まで詰め寄った。さらに10周目も桑原のペースが戻らず、終盤に来て逆転、#18山田が逆に15秒差をつけてファイナルラップへ。レース後本人たちは抜いたこと、抜かれたことに気づいていなかったと話す。#26桑原は最後にペースを取り戻すが万事休す。#18山田がトップでチェッカーを受けた

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と、いう1時間でした。優勝の#18山田選手、実は1時間初制覇なんですね。本来ならばコレで3時間への移行となるのですが本人のこれからも1時間のレースを楽しみたい、という強い要望もあり、賞典外ではありますが今後も1時間に参加されます。

そして昼休み。今回は初めての試み、昼休みにも抽選会をやろうぜ!ってことでなんとなんとコレからの季節にピッタリ、奈良・橿原市のてっちり「活魚・割烹 日本海」様よりペアお食事券を今回も提供していただきました。このチケットの大ジャンケン大会、勝ち取ったのはちっちゃいおっさんこと林選手。「オカン連れてって親孝行するどー!」とのこと。しっかり親孝行しちゃってください。ハズレたみなさんもぜひ“日本海”のてっちり、堪能してみてください!ある人は言いました「人を笑わすのはな、うまいもん食わせてやるのが一番エエんや。」と。きっと笑顔で帰れます!

そんなジャンケン大会が行われた昼休み、パドックでは朝から鍋のスタンバイをきっちりやってたチームが。参加賞の黒豆枝豆を待ちわびているとのこと。コレを見てしまったからには仕方ありません。というわけで1時間の参加者にはココで早くも参加賞の黒豆枝豆を進呈。さっそく茹でてました。

昼休みは終了。いよいよ3時間のスタートです。雨、終わるまで降らないでよ。
それではライブレポ、どうぞ。


3H
 

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まず1周目、トップは#1小田。以降#8神農・#5玉岡・#7足立・#11田中と続く。#1小田は1周目から独走態勢。2周目には32秒、3周目には40秒とどんどん差を開けていく。2番手だった#8神農はなにか問題が起きたのか2周目に4つ、3周目に9つ順位を落とし、トップ争いからは完全にはずれてしまう。その間に#9山本が#11田中をかわして4位に浮上。

4周目以降、トップ争いに変化はなし。上位4台のラップタイムも6分50秒〜7分ちょうど当たりでそれぞれの差も大きく変動していない。動き出したのは8周目あたりから。#5玉岡のペースが6分40秒前後に上がる。トップ#1小田より7〜10秒速いペース。どんどん差が詰まっていく。

10周目、#5玉岡は6分28秒を出してついに#1小田を捉えてトップに立つ。しかし#1小田は真後ろ。数周の間テールトゥノーズの展開。12周 目には#1小田がトップを奪い返すが翌13周目にピットイン。その間に#5玉岡がまたトップを奪い返す。
#5玉岡はまだピットインしていなかったため、いったん開いた差はすぐに詰まって再びバトルになるだろうと思われた14周目、#1小田よりも先に3位を走っていた#7足立が先に帰ってきた。#1小田はパンクと酒によったチームメイトのデタラメピットサイン(笑)により大きく遅れる。この周回20分かけてしまい2周遅れ。もはやこれまでなのか・・・。コレで楽になった#5玉岡。2位に上がった#7足立とは3分差。さらに差をあけて行こうとしていた。
追い上げたい足立ではあったがそうは行かなかった。後ろから#9山本が迫ってきていた。13周目には80秒、14周目は42秒。そして15周目には9秒差まで詰めよられていた。最終的には17周目に捉えられてしまい、2位の座を明け渡すこととなる。

いよいよレースは終盤。2位を明け渡した#7足立。まだ諦めてはいなかった。前週に行われてた近畿選手権で転倒、首を痛めていたにも関わらず再び#9山本を抜き返そうと追いすがる。パスされて以降、18周目、19周目と山本の真後ろでそのチャンスを伺う。ソレが功を奏したのか、20周目に山本が失速。再び足立が50秒差をつけて2位に返り咲く。さぁ、4分前のトップ#5玉岡を追っていくぞ!と思った矢先、今度は足立が失速。
せっかく手に入れた#9山本との50秒の貯金を22秒まで減らしてしまう。
もう一度2位を奪いたい#9山本、またプッシュしていき、23周目に6秒差まで追いつき、再び足立をロックオン。次の週で入れ替わると思いきや・・・・
#9山本、再び失速。差が1分にまで開いてしまった。コレでモチベーションが下がってしまったのか、再び勝負になることはなかった。
そんな2位バトルを尻目にどんどん差を広げ、4位以下を全員周回遅れにして#5玉岡が27周でチェッカーを受けた

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【リザルトはこちらから】

と、いった感じの3時間レースとなりました。

台数が少なかったのもあってか、なんだかアットホームな感じのレースになりました。心配だった天気も非常に怪しかったのですが表彰式の時に少しパラッと来ただけでなんとか持ちこたえてくれました。ホント助かりました。

今回のレースもスタッフと一部の入賞者用に、と清水ネームさんがスペシャルTシャツを提供してくださいました。毎回毎回本当にありがとうございま す。今回から導入されたスタッフ用のブルゾンも清水ネームさんでプリントしていただいたものです。もし、チームのTシャツなどを作りたいな、というコトがあれば清水ネームさんにぜひお問い合わせください。

そして、丹波産黒豆枝豆はいかがだったでしょうか?オイラは仕事に行ってる間にあやうく家族に全部食べられそうになりました。かろうじて少し頂き ました。やっぱりおいしかったですね。これを食べなきゃ秋が来た気がしません!レポートを任された立場として勝手に決めちゃいますが10月恒例の 黒豆祭(勝手に名前つけちゃいました(笑))来年もモチロンやります。やりますよね?オクムラさん!

「はい」とどこか遠くで聞こえた気がします。と、いうわけで来年もお楽しみに。

次回開催は12月12日、コレも最終戦恒例、丸太祭です。オイラ、勝手に「ログフェス」と呼びます。流行らせます(笑) 夏の「ロクフェス」、冬の「ログフェス」。いい感じだと思いませんか?
いまごろ丸太を持たせるとロクなことをしないスタッフKがニヤニヤしてると思います。
暴走モードに入ったら全力で止めますのでご安心を(笑)

2010年、プラザ阪下のレース納めです。どしどしふるってぜひぜひじゃんじゃんバリバリお越しください。

最後はオクムラさんにならっていつもの締めで。
みなさんのエントリー、舞ってまース!!!!

尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。

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文 おやじちゃん・写真 奥村善武