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2012 6(ROKU)フェステイバル in プラザ阪下
レポート
2012年9月2日:開催
大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場
いやあ、今年も楽しかったですねぇ!去年中止になった分、前夜祭に全力を注ぎました。それであの演奏クオリティか!とかいわないでください (笑) 今回はツインMCでお届けしました。お相手はくぅひよちゃんこと長谷川さん。 下市のゴキモトでMCやってる方ですよ。 年がら年中おっさんMCではツマラナイでしょ?彼女には来年のロクフェスでもがんばっていただきますよ! 今回はオトナの事情でいつものアクションエンデューロと違った形で、おもにレース中に起こった出来事あれこれをお伝えします。 レース当日。暑さでただの罰ゲームになるかと思いきや結構さわやか。夏は着々と終わりつつあることを実感。 今年もたくさん集まっていただきました。ありがとうございます。 初の試みのタイムアタック予選、いかがだったでしょうか。オフロード系のレースで予選があるのはモトクロスくらいなんですよね。そのモトクロスの予選もヒートレースの方式なのでこういった一台ずつのタイムアタック予選って無いのです。7月に鈴鹿8耐に行ったときにトップ10トライアルという計時予選上位10台のみで行われるタイムアタックを見て、コレをエンデューロでやったらどうなる?と思ってやってみました。 そんな予選のポールポジションを獲得したのは前回の覇者、辻谷和伸選手でした。いちいちコメントがオモシロいのがたまりません。 2番手には真田治選手、3番手には夏だけニュートン神農選手と。そして4位にはエンデューロシーンには久々の登場となった柿田真選手がつけました。 |
全車のタイムアタックが終わってほどなく本戦のスタートです。 この予選の順位通りにグリッドに並びます。長丁場のレースにはやっぱりルマン式ですよ。 今回はモギコース+初級MXコース。しかも一部を除いて正周り。難所も丸太もナイ。穴も掘ってない。スタンダードなコースレイアウトでした。ほかの長時間レースではセクション的なものが用意されたりしていますが特に渋滞が起きたりオモシロいことが起きることはナイだろうと思っていましたが・・・起きてしまいました。水没。 模擬コースの観客席の周りをまわるコーナー内側にぽっかりとあいた大きな穴。たっぷりと水が入っています。 正周りだと視界にも入らないのですが逆回りになるとしっかりと視界に入りライダーたちを招くようです。 招かれてみごとに飛び込んだのは#108てっちり息子レーシング。バイクの前半分が水没。ライダーも飛び込んでズブ濡れ。いろんな人が駆け寄り、総出で引き上げ。押してピットへ帰っていきました。 ヤレヤレとおもった矢先、またもや水没の一報。今度は#52スピリットオブヴァイタル。今度は完全水没。リアタイヤがちょっとだけ見えているだ け。1台目の時の倍くらいの人数が駆け寄り、引き上げるかと思いきや大撮影会(笑)。 こちらも引き上げ、押してパドックへ。 2台ともダメだな、と思われましたがなんと2台とも修復成功、それぞれ大きなタイムロスにはなったものの無事にレース復帰を果たしました。 総合トップでゴールしたAAコンビ、真田/吉川組。終盤にチェーンスライダーがダメになるトラブル。なかなかチェーンスライダーのスペアなんて持っている人はいません。そこで目を付けたのがコースマーシャルのバイク。 あっという間に取り外し、自身のバイクに付け替えて再び走り出しました。そんなタイムロスがあっても全車周回遅れにするんだからすごい。 2台のエントリーで一騎打ちとなったツインズ女子、予選からマシンの不調だった前夜祭MVPコンビ(笑)の丸山/山下組。スタートしてすぐに ピットイン、ライバルの高橋/硯組に4周差をつけられるほどの差になる。 丸山/山下組は修理完了後どんどん追い上げていき、残り2時間を切った時点でその差は2周。ここで実況のいい間違いなのか聞き違いなのか、両 チームとも1周差と思い違い。「イケル!」と見込んだ丸山/山下組はさらにペースアップ。逃げる高橋/硯組は作戦の変更、タイムの速い硯に1スティントの周回数を多く走らせて逃げ切る手段。チェッカーを降られたときには丸山/山下組が前でゴール。しかし2周差が1周差になっただけで高橋 /硯組の勝ち。しかし1周の思い違いをしたことで双方とも終盤はオモシロいレースになったようです。 3人衆では昨年トップを走りながら4時間過ぎにリタイヤとなり、雪辱を果たしたいチーム夏だけニュートン。今年は万全!と思いきやマシントラブル。。。。奇しくも昨年と同じ4時間経過時点。電気系のトラブルっぽい。エンジンカカラナイ。アーでもナイ、コーでもナイ、と原因を探る。 原因は思わぬところでした。リアサスの上側のボルトが脱落。外れたサスペンションがケーブルにいたずら。それでエンジンがかからなくなっていた 様子。 約10分のロス。それでクラス2位にはいったんだからスゴイ。 ツインズ男子に懐かしい名前が。先述の柿田選手ともう一人、#59榎本周/永田正行組。オフィスアクションの前身、ウィズランドが年間30戦の イベントを行っていた頃、トップライダーとして君臨されていました。その走りは衰えることなく、#59榎本/永田組は総合4位。#62柿田/新田 組は総合7位につけました。 ショッカーの池田選手はショッカー→魚→キティ→クマ?などなど次々に頭が変わっていきました。これもロクフェスならでは?予選ではタイムアタックそっちのけでした。でも、かぶり物を取るととってもシャイなのです(笑) そんなこんなで今年も笑いあり涙ありドラマありのレースとなりました。 来年、どうしましょうか。オイラ的には今年同様予選+レースがいいかなー。予選のスタート前にみんなから一言ずつもらったりしてもいいかな、なんて思ってます。 前夜祭も楽しいです!来年も歌いにきてください!事前にこそっと「コレ歌いたい!」と言ってくれれば楽器の練習してきます!ぜひぜひ! |
あ、どうも実行委員の「けんけん」こと藤岡です。 今回で4回目の開催となったロクフェスですが、回を追うごとにライダーやスタッフの皆さんの、ロクフェスへの愛が強まっていることを感じて、実行委員としては、ただただ嬉しい思いで一杯です。 昨年は、荒天のために中止になった前夜祭も、今年は参加者が増えて、とても盛り上がりましたね。 けんけんも、2年ぶりに楽器を弾きましたが、グダグダながらも楽しい時間を過ごせました。 日曜日は、車検を担当致しました。今回もMCおやじちゃん特製の車検シールを貼らせてもらいました。 数名の方は、その中でもレアシールとなりましたので、来年まで大事に貼っておいてほしいですね(笑) 車検は、もう皆さんも慣れておられるので、不合格になることが少なかったですが、タンデムステップとサイドスタンドを外し忘れている方がチラホラ。 これは、アクションEDも取り外しが必要なので、忘れずにおねがいします。 それと、何名かゼッケンの状態が気になる方がおられました。今回は、自動集計ですが、ゼッケンの脱落や読み間違いは、ライダー自身の不利益になるので、書体は大きく明確に。またレース中に剥がれないように作ってくださいね。 今回出店されていたラッキー商会さんでもゼッケン作成をやってくれますので、ぜひご利用下さい。 さて、今回のロクフェスは予選タイムアタックから始まりましたが、こちらはどうだったでしょうか? こちらから見ていると、皆さん楽しそうに、そして真剣にタイムアタックされてましたね(ショッカー除く) 観客の方もタイムを見て盛り上がっていたので、とても良かったと思います。 JNCCでも予選は行いませんので、出走された方は貴重な体験をされたかもしれませんね。 今年は、朝からほんのり秋の気配がする天候でしたが、それでも日が照り出すとジリジリと暑さが増してきて、やはりいつものロクフェス模様でした。 レースの進行自体は大きなトラブルもなく淡々と進みましたが、例年よりマシントラブルが多かったように思います。 しかし、6時間という長丁場の中、チーム全体でトラブルを克服して、またコースにマシンを送り出す。。。 まさに耐久レースの醍醐味と言って良いと思います。 トラブルと言えば、まさかの「水没」が2台も出てしまいました。 プラザ阪下で水没を見るのは、いつだったかの丸太祭り以来ですが、今回はチーム関係者や観客の方の協力もあり、2台とも救出することが出来ました。 しかし、2台とも殆どリアタイヤしか見えていない状態でしたので、復帰は無理かと思っていたところ、ものすごく早くコースに復帰したのを見て驚きました。 「絶対あきらめない」みんな強い意志でレースに出場しているんだなと、あらためて感動した次第です。 レース中には、その水没ポイントで、コースの修正を行いました。イエローフラッグを振ってライダーに注意を促すのですが、みなさん驚くほどマナーが良かったですね。 長丁場のレースで疲れ果てているはずなのに、きっちり回りへの配慮を忘れない。 そんな大人な人達がこのレースを支えてくれているんだと、またまた感動したのです。 けんけんにとっても、この「ロクフェス」は思い入れの強いレースなんですが、それは参加者とスタッフの皆さんがものすごく「真剣に」「楽しく」レースを作ってくれてるからなんです。 これからも、このロクフェスの魅力をどんどん増やしていけるように、そして皆さんに「あのレースはおもしろい」と思い続けてもらえるように、次回もがんばりますので、皆さんも宜しくお願いします。 では、さいちゃん、続きをどうぞ。 |
ロクフェスの皆様、この夏も熱い走りと感動をどうもありがとうございました! 毎年なにか+αを考えているのですが、今年はなんと予選タイムアタック。 私がライダーなら絶対にやりたい!! 自分の最速タイムが測れるなんて日頃の練習の成果が出てさらに楽しくなりますね。 ・・・ですが現実的に時間通りに行けるかな・・・と不安でした。 しかーし、こんなに難しいことやっていてレースはオンタイムでした。 なんて素晴らしいんだろうと思います。 暑い中順番待ちをされているライダーの方、これから6時間も走るのに皆さんきちんと並んでいてこのレースに掛ける意気込みとワクワクが伝わってきました。 またスタッフの連携もあってこそで、さすがは大阪アクションスタッフ本当に頼りになります。 MCおやじちゃんとジョシMCちゃんの掛け合いもまるでFMラジオを聴いているようでいつもに増して心地よかったです。 6時間耐久レースの方もやはりスプリントレースにはないドラマが見れますね。 これがエンデューロなんだな〜と改めて好きになりました。 マシンが故障してチームでなんとかして修理。 エンジンが掛かった時はみんなでバンザーイ! 女将さんをなんとか表彰台に・・・ よきパートナーと一緒にゴールまで・・・ 6時間フラフラになっても1人で最後まで・・・ ハンドルだけでもゴール・・・ 本当にたくさんの感動がありました。 また、残念ながらゴールできず涙を飲んだ方も大きな思い出が出来たのではないでしょうか。 来年も是非みなさんで集まりましょう! |
尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。
文・写真 奥村善武