TOP > レポート>2013 6(ROKU)フェステイバル
2013 6(ROKU)フェステイバル in プラザ阪下
レポート
2013年9月15日:開催
大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場
はいどうもー!前夜祭でやりきってしまいレースがどうでもよくなりそうになったMC担当、主催者その?、おやじちゃんです。 いやもう前夜祭が楽しくて楽しくて仕方なかったです。雨が降ると開催中止となる前夜祭。やきもきしてたんですよね。 この日くらいしか楽器を手に取ることがないもんですからヒジョーに楽しみにしているわけです。自己満足ですけどね(笑) さて、それではレースのオハナシと行きましょう。 ルマン式で始まった6時間の長ーいレース、オープニングラップを取ったのは#19萩原一選手。 関西ではなじみの無い選手ですがモトクロス関東選手権に参戦しているIBライダーで、主催者2号、藤岡氏の勤務するあのレース主催団体のスタッフであります。普段はおとなしい印象の萩原選手、バイクにまたがるとこち亀の本田巡査のように別人の走りを見せてくれます。彼は今回、タイムアタック予選でポールポジションを取るためにやってきんだそうな。しかし今回は予選が中止。ならば、と本戦でトップを走り続ける、ということをやってのけました。しかし1時間と45分が経過した20周目、残念ながらマシントラブル、リタイヤ。残念。 変わってトップに立ったのは若手成長株の#19小川たかし。彼も勝つつもりでこのレースに挑んできました。ここのところ納得のいくレースが出来ていないことが続いているのでなんとかがんばりたいところ。ということでガンガン行きます。一度#3辻谷選手にトップを奪われるたものの再び前に。トップをキープしている時間が2時間半を超え、ひょっとしたらこのままいっちゃうんじゃないか、と思われた矢先に彼にもトラブルが降り掛かる。 52周目、4時間45分経過したところでブレーキがロックしてしまうというトラブルに遭いコース内で立ち往生。その後ロックが外れて戻ってくるがロックした原因が分からず、大事をとってここでリタイヤ。コチラも残念。 代わってトップに立ったのは勝てば3連覇の#3辻谷。2番手には#11尾仲、そして3番手には小学生#18川上が上がる。残り1時間となり#3辻谷がスパート。ピット作業などで遅れを取った尾仲を一気に引き離し残り20分で周回遅れにし、#3辻谷がロクフェスアイアンマン3連覇となった。 ツインズ男子は昨年2位だった#57チームRG3の新田/榎本組が途中で新田選手のケガなどもありながらもスタートから一度もトップを明け渡すことなく優勝。2位にはなんと4周差。ぶっちぎりでした。2位には#51 551 Racingの北村/三上組。こちらもスタートからゴールまでほぼ2位をキープしたまままの安定したレースとなりました。3位には4時間45分でリタイヤした#52 551Racing にかわって上がってきた#60 くま&オクレ with NewTon の百野/後藤組が入る。 ツインズ男女は2台のエントリー。レース前半をトップで走っていた#82ショッカーコンビの池田/坂田組を中盤でかわした#81WRパワーレーシングのイケてる(?)人たちの谷口/丸山組が勝つ。 3人組は#108ORAS+ラッキー商会+JERRY'S の足立/大垣/川口組が1度もトップを明け渡さないどころか総合でもトップとなり2連覇。 2番手にはずっと2位をキープしていた#111肉食系シルバラード井関/泉谷/丹羽組が終盤で失速、4位に転落。#102チーム亀4st 高木/高木/山岡組が代わって2位に入る。3番手には#107マーシャル&WRパワーレーシング原/二口/服部組が入った。 9台のエントリーとなった4人組はトップが4回入れ替わるレース。序盤の50分は#203ちょっとだけさなぴょん & 4c with NewTon 真田/吉川/高橋/硯組がトップ。その後ライダー交代などで#204MBF 秋田/霜野/岸川/岸川組が入れ替わりでトップに立つ。しかし、MBFがトップをキープしたのも1時間のみ。2時間経過時点でトップに上がってきたのは#207シルバラードやられちゃん 岩橋/萩原/谷中/上田組。このやられちゃんチームがここからこのクラスをリードする。2位以下を周回遅れにし、そのまま逃げ切るかと思われたが終盤になって再び#203ちょっとだけさなぴょん & 4c with NewTon が追い上げてくる。43周目、4:20時点で#204MBFを交わし2位に浮上すると翌44周目にあっさりと周回遅れを解消。ここからじわじわと差を詰めていき、大詰めの57周目、5:40時点で追いつき58周目にはついにトップに返り咲く。返り咲いたところで最後のライダーに後退、この間に再び#207シルバラードやられちゃん 岩橋/萩原/谷中/上田組がふたたびトップを奪取。そのまま逃げ切りトップでチェッカーを受けた。 と、今年はクラス別にお伝えしました。 ちなみに大会最速LAPは#108ORAS+ラッキー商会+JERRY'Sでした。 いかがだったでしょうか?楽しんでいただけましたか?また来年もおまちしてますよ! 来年はぜひとも予選をやりたいですねー。台風こっちくんな、という気持ちです。あ、予選のときだけのスペシャルセクションで丸太を並べるとか・・・・あ、いらないですかそうですか(笑) そういえば今年のショッカーは控えめだったような気がしなくもない。 |
あ、どうも。実行委員の藤岡こと、けんけんです。 6フェスも5回目の開催となり、すっかり恒例行事となりましたね。我が家でも、大事な大事な年間行事予定として登録されています。 6フェスは、もちろんレースなのですが、お祭り要素たっぷりで、エントラントの方々も様々な趣向で6フェスを楽しんでいただいてるようで、運営もとても楽しいのです。 楽しみの一つ、大部分?の前夜祭では、今年も、おやじちゃん達とバンドをさせてもらったのですが、オープニングを飾ったハジメちゃんのギターが凄すぎて、自分たちの出番では逆に緊張することなく 愉しませてもらいました。あまりにもレベルが違いすぎたのです(笑) ちなみに、このハジメちゃん、けんけんの同僚で現役MX-IBです。 翌日の6フェスに出場するために、長野県からプラザ阪下まで来る途中にトランポが壊れるトラブルに見舞われ、散々な目に遭ったようですが、前夜祭で少しは気が晴れたかな? 今年の6フェスはアイアンマンが多かったですね。 ハジメちゃんも初めてのエンデューロでアイアンマンにエントリー。 常勝辻谷選手を筆頭に強者ぞろいのアイアンマンでどこまでやれるか楽しみです。 天候を考慮して、予選をキャンセルしたのでタイムスケジュールを前倒ししてのスタートとなりました。 スタートは耐久といえばこれでしょ?のルマン式スタートですが、今年はエントリーが多くてマシンの列がすごく長かったですね。 今回、6フェスでは初めてスターターをやらせてもらいましたが、ピストルは耳が痛かった(泣) お約束のマシンに駆け寄る時にこける人を華麗にスルーしつつ、6時間の長丁場が始まりました。 レースの内容は、おやじちゃんがレポートしているはずなので、この後はけんけん目線で感じたことをレポートします。 身内びいきで恐縮ですが、やはり、ハジメちゃんがどこまでやれるかと注目していました。 初めての阪下で、オープニングラップをトップで戻って来たときは、ホントにびっくりしました。 トップ独走のまま、どこまでいけるか楽しみでしたが、マシントラブル諸々で2時間でリタイア。 個人的な目標は達成したとのことで満足していたようですが、来年は優勝を狙ってくるでしょう。 そして、ハジメちゃんを追う(偽)京大生オガワタカシ選手にも注目をしていました。 何と言っても、アイアンマンで優勝できなければ頭を丸めると言い放ってましたから。 結果はおやじちゃんレポ通りいろいろ残念な結果でしたが、次は頭を丸めてくれると信じています。 そして、アイアンマンの中でペースの速いこの2人を追う、ベテラン尾仲選手と辻谷選手は、6時間のレース展開を考えながら淡々と、しかし前とのギャップを考えたペース配分でラストスパートに備えていましたね。このあたり、さすがだと思いました。 一方で、ツインズ、3人衆、4人組になると、ライダー交代で速いペースを維持できたようです。 アイアンマンと比較するとピットインが多く、ペースが速い分マシンの負担も多くなりますが、このあたりの駆け引きが6フェスの面白いところです。 レースである以上、順位も大事ですが、この6フェスでは、皆さんそれぞれ思い思いの目標を掲げて挑んでいたのではないでしょうか。 それぞれのライダー、チームに何らかのトラブルやアクシデントがあったと思います。 しかし、それらの困難を乗り越え6時間という長丁場を走りきったからこそ、あの表彰式での笑顔だったんですね。 けんけんは、今年もたくさんのドラマを見せてもらい、あらためて6フェス実行委員でいることに喜びと誇りを感じました。 来年もまた6フェスを行います。その時は、また皆さんのとびきりの笑顔を見せて下さいね。 |
尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。
文・写真 奥村善武