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第21回 デュアルスポーツ in 小豆島 レポート

2014年5月31〜6月1日:開催

香川県 小豆島:会場


もうしっかりとすっかりと普通になってしまったこの言葉とイベント。21回目の開催です。
昨年の第20回記念大会から区切りをつける為の新たなるスタートとなる2014年の開催なのですが、コレと言った新しい目論みはありません。あくまでデュアルスポーツのコンセプトに乗っ取った基本を継続する為にも派手な事や規模を大きくするような事もありません。

しょっぱなからいきなりの否定的な書き出しでで始まってしまいました。でもこれは20回の開催を達成出来たこととこれからの継続を考えて行く上でも大事なことと考えます。


「デュアルスポーツ」て何?
まずこのイベントを初めて知った方はそう思われるでしょう。そして私はその方に聞きます。「貴方はなぜにオフロードタイプのモーターサイクルを選んだのですか?」
私がこのオフバイクに乗ろうと決めたのは「あっ、これなら自分の知らない未知なる場所へ行ける、なんだかすごく楽しくてワクワクする。こんな楽しい事もっと仲間で楽しみたい。」
ぢゃ、オフロードタイプのモーターサイクルを選んだライダーのはじめの一歩を案内出来たならばもっといいのでは?もっと多くのオフローダーに体験して貰えればいいのでは?
これが私がデュアルスポーツを続ける基本理念なんです。

1年に1回の小豆島での開催。デュアルスポーツは自然と戯れるツーリングです。なのでモーターサイクルに乗っていちばん気持ちのいい季節を開催の季節としています。
2014年は準備の段階から晴れました。天気予報は開催日の土曜日曜日も晴れの予報です。ですが事実、その開催日はこの季節としては例外な最高気温32度となりました。ですがこれも自然が成す技なんですね。


そして21回目開催にあたり前回からの約束は守れたのか?改めて読み直すと…

前回の公約
  1.21回目やから記念Tシャツ作ります。
  2.誰も走った事のないルートを開拓します。
  3.募集定員を150台にしてDSクオリティを上げます。


こんな事を書いてました(汗

1.記念Tシャツは作りました。どうですか、いいでしょうー。協賛の「清水ネーム」謹製です。クオリティに自信あり!
2.新規にスーパー上級を開拓しましたが、今回の異常気温上昇でやむなくカットしました。次回のお楽しみにします。
3.なかなか満員御礼とはならないですが、やはりこの小豆島を十分に楽しんでもらうには150台位が限界だと思います。


今回のエピソード
気温が高かったので熱中症の恐れがある所のルートをカットしました。ですがそこで聞こえてきた参加者の言葉「基本コースって結構面白いね」そうなんです。このDSはそこから始まるのですよ。次回からは基本コースをもっと充実させますよ。
そして山の中の「ブヨ」がとても多かった事。あの虫は黒い物に寄ってくるのですね。しかも目の回りにウヨウヨしてめっちゃうっとうしいのです。でもこれも自然現象なのであきらめましょう。
ここでこうして回想しながら何を書こうかと頭の中を巡らせど何も出て来ない。これは全てが順調に行ったことの証しとしましょう。


参加者にお願い
その1.今回は異常気温上昇でしたが携行飲料水の必要性は解っていただけたと思います。最初はなんで2リットルも要るの?だったと思います。結構飲み干された方がありました。
その2.熱中症の方がありました。重傷も軽症も含めてです。原因は?と聞かれれば自身の技量&体力を超えてしまったと言う事ですね。このDSの上級コースはかなりの難易度です。仲間に付いて行ったじゃなく初めての参加の方は基本コースから体験して頂く事です。そして次回からステップUPして下さいませ。
その3.DSイベント進行中にルート変更はあります。これはその時のいろんな現地条件、参加者のルートの進み状況などから随時変わるものです。リピーターの方はルートマーカーを見ずとも進んで行けますが、いつものコースにマーカーが無いのは何らかの理由でコース変更になっているからです。必ずマーカーの指示通りに進行して下さい。


主催者側からの改善点
いつも言っている事なんですが「熱中症に気を付けましょう」これは参加者自身の意識と注意で防げる事なんです。でもその事例は完全に防ぐ事は出来ません。今回のように車の入れない上級ルートで発生した場合どうすればいいのか?それは完全対応の出来るスタッフの充実です。一言で言うのは簡単過ぎます。もしもの時に即座に対応出来るか?と言えばまだまだ不十分です。「どこで、誰が(何が)、どうなっている」を完全把握出来なければ何の対処も出来ません。その為にはこの小豆島のルートを隅から端まで把握出来てなければならなくその為の時間と教育が必要なのです。到らぬ所をお許し下さいませ


実はこのDS小豆島は私が一番楽しみにしているイベントなのです。だからこれからもずっと続けて行きたいです。移住して島の人になりたいぐらいです。ですからいろんな小豆島FUNの方は来年も参加そて下さい。
そしてそのためにはいろんな仕掛けをしなくちゃならないですね。次回もよろしくです。舞ってまース!!!

文・写真 奥村善武