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2016 ダートスポーツカップ アクションエンデューロ
第3戦 レポート

2016年12月4日:開催

大阪府 プラザ阪下:会場


 オフィスアクション恒例と言う丸太祭り年末スペシャルのダートスポーツカップアクションエンデューロ第3戦です。 そうなんです。これをやらないとアクションのレースイベントが終わらないのです。

 今年もやって来ました丸太祭。もうずいぶんやってます。毎年あの手この手で参加者の皆様を楽しませようと考えております。いや私じゃなくて自称丸太職人のスタッフ川口です。彼の考える丸太セクションのアイデアが奇抜過ぎていつも私が抑える役目です。 一口に丸太セクションと言ってもそのノウハウは川口ならではのこだわりと独創性です。全てのライダーが攻略可能でありそしてかつ安全である事。これは今までの丸太セクション作成の経験がモノを言うところなんです。事実この丸太セクションでの打ち身やくじきと言った軽症な怪我以外は起きていません。この辺は経験者でなければ出来ない事と思います。。。。。ちょっと褒め過ぎました。

 

 

 さあ2016年の締めくくりアクションレースの始まりです。 さてさて当日は初冬の穏やかな天候から始まります。残念な事は午後から雨の予報ということです。

 

今回のコースレイアウトは今年の3月からプラザ阪下の管理人になりましたアレックスこと坂本さんにお願いしてみました。そして出来上がったレイアウトはスタッフ誰もが「えっ!」と言うコースライン。これだけは新人の斬新なそして新鮮な目線でないと出来ない事です。 今までの私の概念を覆すそれこそ目からウロコが落ちると言った表現が当てはまります。ただしレース運営的なノウハウはアクションスタッフの経験が上なのでそこは切磋琢磨しながらの折り合いで決定しました。実際にそれを体感された参加者の皆さんはどうでしたか?

 

最初のレースは1時間クラスから。なんだかこのクラスにも丸太セクションを設営すると丸太職人川口がのたまってます。勿論私は反対しました。そして出来上がったのは…そうです初心者や女性ライダーやFUNクラス誰でも攻略出来ると言う物でありました。 もう一回川口を褒めます。なるほどそのやり方があったのか!流石の丸太職人川口でありました。



そんな1時間のレースはといいますと、先行スタートしたスーパーレディースの#4太田と#6楠本が引っ張っていきます。


1st #4 太田

2nd #6 楠本

3rd #19 星野

4th #15 山田

5th #18 大浦

オープニングラップトップ5は上記の5人。

#6楠本が2周目にトップに浮上、独走態勢に持ち込もうとするが85CCでフルサイズの大人たちを引き離すのはなかなか難しい。スタート7番手から追い上げてきた#22細見が2番手に浮上、トップ楠本を追い詰めていく。
最大で1分開いていた差がじわじわと詰まっていき、 6周目にとうとう細見が楠本をロックオン。そして逆転。しかし抜かれた楠本、しっかりと細見に食らいついていく。 それまで8分台しか出せていなかったタイムを細見の後ろについていくことにより7分半まで縮めてきた。1周ぴったりとくっついて再逆転を狙っての最終ラップに何と転倒。細見に軍配が上がったという展開でした。


1時間が無事終了してお昼休み。

 

今回は出店も多く賑やかであります。そしてもはやレギュラーになりましたコチラも丸太職人と言うべき、チェーンソーアートでの丸太芸術家「久保」さんのチェーンソーテクニックに見とれてしまいました。

 

 

そうこうしているうちには丸太セクションでは今回の招待選手3名のデモンストレーションが始まりました。

 

トライアル界からは#7藤原慎也選手、エンデューロ界からはお馴染みの#13吉川和宏選手と#16真田治選手であります。

 








 

 


この3人がデモンストレーションをやってくれました。



藤原選手にしてみればおちゃのこさいさいなこのセクション、と思いきや一本橋を踏みはずしまさかの前転。


吉川選手にとってはちと難敵。意を決してチャレンジ。。。成功してガッツポーズ。IAですもんね。そしてIA真田選手。。。あれ、写真がない。。。


ついでに作った本人が超えられないわけがない、と川口にもチャレンジさせました。意気込んでセクションに向かうが、、、、こ

れも写真がない(笑)

 

 

3H
  #13吉川、#7藤原、#1野口、#16真田、#8五嶋の順で始まった3時間、あれだけデモンストレーションで丸太を怖がっていた吉川、しかしそこはさすがのエンデューロIAライダー。レースになると話が変わります。序盤に食らいついてきていた藤原にいったんトップを奪われるもすかさず抜き返し、逆にじわじわと引き離す。

ハード系ライダーの#8五嶋、やはり来たか、という感じで上位に食い込んでくる。5位スタートから徐々に順位を上げて3番手に順位をあげる。

アクションエンデューロ初参戦の藤原は吉川からトップを奪うなど素晴らしい走りを見せるが終盤に遅れてしまいトップ3から脱落。実はウェストベルトを知らず(トライアルでは使わない)内臓が揺れて走れなくなってしまったとのこと。

最終戦丸太祭は吉川がトップでチェッカーを受ける。吉川・藤原・真田が賞典外となるため優勝は#8五嶋、2番手#1野口、3番手#3足立となった。
 
Bクラスは#52吉田が優勝、Cクラスは過去に阪下での生死を分けるくらいの大怪我から復帰した#127須崎が優勝。表彰式のコメントで「濃いのが来たなー」と思った方もいらっしゃったことでしょう。須崎選手はアクションエンデューロでは表彰式をにぎやかしてくれる元祖といってもいいくらいの方なんですよ。また出てきてくれるとのことなのでみなさん覚えておいてくださいね。

【リザルトはこちらから】

今回の丸太祭りも無事終了しました。やれやれほっと一息です。 降り出した雨の中の表彰式&抽選会に最後までお付き合い下さいました参加者の皆様ありがとうございます。

来年2017もダートスポーツカップアクションエンデューロは続けて行きます。みなさまよろしく舞ってまース!!!

 

 

追伸

後日、おやぢちゃんがアクションFBで言っていました。来年は丸太祭り10回目!だそうな。シランカッタ… 派手な丸太組は川口が調子に乗るだけやしなー。歌や踊りは6フェスやしなー。

私的には第1回目の参加者のみなさんに来てほしいのですけど…あの時の参加者の言葉が今でも忘れられません 「こんな丸太をコースに並べたらまともに走られへんやんか!」とお叱りを受けましたのでぜひ進化した10回目の丸太のコースでのお叱りを受けたいです(笑)


尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。

文/奥村善武  写真/ドロみちゃん  レポート/おやじちゃん