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デュアルスポーツ現地実走調査

2016年3月

香川県 小豆島



今回の現地試走隊メンバー。
2016年のデュアルスポーツの現地調査レポートです。今回で23回目となる開催の為に3月の小豆島に行って来ました。

 島はまだ少し春遠き季節で梅とミモザの花がが咲いているだけでまだまだ春の気配は感じられなかったのです。でも桜とツツジはもうすぐですね。そんな小豆島はいつもと変わらぬ姿で私たち調査隊を迎えてくれました。

 さてさて今年のコースに関してはと言えば… 今までに増して厳しくなっていました。まず島の人達の生活範囲から外れてしまっている道は自然と野生に還ってきてると言えばいいのでしょうか路面が荒れて来ています。

 ここ最近の事なのですが野生の猪が地面を掘り返し、こぶし大もしくはそれ以上の浮き石がゴロゴロなんです。彼らも生きていく為の行為なんで私達のモーターサイクルでの事なんか関係ないですもんね。
 もう一つは大地の浸食です。本来「道」と言う物は人間が勝手に都合のいいように山川を削ったものなのでそんな事は島にとってみれば関係が無く、大地がが進化の過程で創造していることなんですね。
 まだあります。植物の輪廻転生と言うか大木の立ち枯れによる倒木がここ最近増えているのです。自然のままをチョットだけお借りしますので小豆島様よろしくお願いします

 なのでこの3つの事柄で非常に走りにくくなってます。これが楽しいと言う方は別ですが… つまり今までの基本コースが上級コースに変わって来てます。一部のルートは上級に格上げとなりますので御了承下さい。また前回までスーパー上級としていましたルートも見直しを行い一部を使わない方向で検討しています。
ただ基本、上級コースが短くなると言う事ではなくて新しくコースも新規開拓を行いました。ご安心下さい。そしてちょっとだけ期待?して下さい。

 そして小豆島はモーターサイクルで走るだけではありません。島の方達のおもてなしとしていろんなイベントが行われています。こちらも期待して情報アンテナを伸ばしておいて下さい。 そんな中、今回の調査隊の食いしん坊班が新たに島の美味しい物を探検してくれました。近々別途レポートが公開されます。そちらもお楽しみに。


 23回目の開催も初夏の風薫る5月下旬の開催です。きっと今年もすばらしい小豆島である事は変わりありません。 ご家族、ご友人をお誘い合わせのうえこの小豆島にお越し下さい。

下見とて船旅前はテンションが上がります。
夜景はきれい。一緒にいるのがオッサンだらけなのが残念笑

夜行便ならではのお楽しみは船上での日の出。神々しい。

かもめがわっさりついてきます。

そして上陸、ふるさと村で準備を進めます。

荒れてます。余計な草や折れた枝などを切って道を再生。

背中にチェーンソー。倒木にはこれしかない。

どやッ!切ったどー!
バイクの全高と同じ深さの溝。

んー!道がなくなってる。ならば再生するまで。

海を見ながらゆっくり下ります。

お昼。とろん屋でうどん。しかし本日終了と。。。
うどんの写真はグルメ班にまかせよう。

もう1件。グルメ班もここは来てないだろうな。写真ないけど笑

午後の開拓スタート。

・・・・・強敵。

恒例の川渡り。

コケてるのシャチョーばっかりなんですけど。

コースは確実に難しくなっています。

土が雨で流れて石だけが残る。コレが厄介。

日が暮れたのでDAY1終了。

近くのスーパーへ。おばちゃんは今年もそんな季節なんだね、とわれわれのコトを覚えてくれています。ありがとう。

一夜明けて開拓DAY2出発。昨日やり残した開拓と関係各所への届出。

全工程終了。

さ、帰りますよ。

文・写真:奥村善武・おやじちゃん