デュアルスポーツとはなんだろ？最初にこのイベントの存在を知った時は疑問だらけでした。だったら参加してみよう。そんな気持ちから私のDSは始まったのです。
実は私のDS初参加は小豆島ではなかったのです。その頃15年以上前は岡山や鳥取でも開催されていました。その中の岡山県での大会でした。レースじゃないのに凄い参加台数だった事を思い出します。
その後ご縁がありましてこのデュアルスポーツ開催を引き継ぐ事になって12回目がこの大会となりました。よく続いたものだと思います。
そんな今回の大会は何かの記念大会でもないのに募集を始めるとあっと言う間に満員御礼となりました。昨年も締め切り前の満員御礼でしたので募集定員も若干増やしたのですがこの人気ぶりには少々戸惑うほどの勢いでした。 その参加者の熱気に押され私のキモチはいままでにないプレッシャーが襲いかかります。これだけの期待を集めるモーターサイクルイベントですからこの瀬戸内の小豆島まで来られるみなさんの期待を裏切る訳にはいきませんですから。
開催はいつもこの時期と決めておりますが、今年は大きな問題がありました。小豆島オリーブマラソンと日程が重なってしまったのです。例年ならマラソンの開催は一週間早いのですがいろんな事情により同じ日の開催になった次第です。そういう理由から今回はルートの大幅見直しを行いました。日曜日はできるだけマラソンコースに近づかないようにとのことから、いままでの太陽コース＆オリーブコースからルートの組み合わせを行いました。その結果小豆島最高地点の四方指を経由しないルートとなりました
初めて参加の方にはあの絶景を堪能して頂けなかったのは心残りです。ほとんど山の中でしたからね。
日曜日は少し短めの設定となりました。ですが会場本部への帰着は少し早くなり、昼食や片付けなどに余裕が出来たのはよかったのではないでしょうか。
今回の一番良かったと思うのは両日の天候が素晴らしかった事。２日間とも快晴で湿度がとっても低く本当に爽やかな気候の中で開催出来た事です。過去にもこんな天候はなかったように思います。
もちろん熱中症を懸念しましたがこの気候に救われて発症の事例はありませんでした。いやいやそれ以上に参加者みなさんの予防意識が高かった結果と思います。
山の中の走行ルートについては参加された方達はお解りかと思いますがかなりの荒れ方です。ゴロゴロの石と深い轍があちらこちらにあります。山の浸食が進み過去に使っていたルートが走行出来なくなって来ています。限られたこの島内の道では今後も走行出来なくなる所も多々出て来ると思います。まして新規ルートも開拓が難しくあまり御期待に添えなくなるかとは思います。
でもそんなこんな小豆島が好きと思ってもらえる限りは主催者としましては開催冥利に尽きます。
