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アクションサバイバル 第2戦 開拓日誌1


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左がしぶちょー「なーさん」右が「ちーぱぱ」です
もちろんこの丸太は越えてもらいます

アクションサバイバルも昨年に続き2回目となりました。
前回の柴田ファーム(惜しまれながら閉鎖)から約1年ぶり。 今回は悪サバとしては初めての開催地となる「アネックスパーク三木」で行います。

今回のコース総括者はあの極悪オジンコンビ「どかっ亭京都支部長 中村氏」と「ちーぱぱ落とし 千種氏」であります。 このお二人は以前この地で開催された「SGC」でのコース開拓者でもあり、今回はさらに改良を加えた超悶絶コースを設定した模様です。 しかし、今回は冬の開催であり雨の少ない時期であります。お二人に言わせれば
「乾期と言う事もあり、全般に走りやすい路面なので以前のような極悪路面ではない。その筋の達人で20分ぐらいで周回出来る。 普通のライダー(なにが基準かワカラナイ?)でも時間さえかければ何周回も可能である。そんなにビビる事はないでしょう。 ただし、上記のコトは一旦雨が降ればトンデモナイ状況になることだけは覚悟して下さいね」
と申しておりました。
確かにあの三木の土質は、乾けば埃、濡れればちゅるちゅる、といったもの。なんせ山なのに角のとれた丸い石が出て来ます。(コースの中程に切り取った山の斜面があります。何層も重なった地層が見られます) きっとここは太古の昔、川か海の底であったのではないでしょうか?恐竜の卵みたいな石???もありました。でもライダーにとってそんなロマンを馳せてるような余裕はないでしょうなぁ。 とにかく雨が降れば川の底のドロの中の斜面を走っていると思って下さい。

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ここを「ちぐさ落とし」にしましょうか?

コース全体は約3〜4kmといったところでしょうか。 常設のモトクロスコースと山の特設セクションの組み合わせです。 こじんまりとした会場ですのでピットと駐車場は別になります。 ピットは受付を右へ。トランポサイドでの開設は出来ません。荷物を降ろせば車は駐車場へ回して下さい。 駐車場は受付を左へ。駐車場でもピット作業は出来ますがかなりの遠回りになりますのでご注意下さい。

スタート方法はゼッケン順のローリングスタートです。 前回10位まで入賞の黒ゼッケンは時間差最後尾からの予定をしています。
ゼッケン番号は受付順ですので早めのエントリーがかなり有利でしょう。
なぜならスタート直後にふるい落としの渋滞ポイントがあります(今回新設セクション)これはライダーをコース内にばらつかせる為の処置です。このタイプのレースでは必要な事と思います。
最初のセクションは必ず渋滞します。ハンドル幅ギリギリのジャングルでキャンバーです。コース幅は十分にありますがあまり下まで落ちると上がれなくなります。
しかも出口には刈り取った竹で隠れた底なし沼もあります。ハマるとアナタの4時間はそこで終わります。その沼のふちの回りを慎重に走り抜けて下さい。
その後のセクションにもイロイロな隠れキャラが待ち構えていますのでお楽しみに!
そしてそれは当日会場で体感して下さいね

たくさんの悶絶大好きライダーをお待ちしております。 上級者だけでなく、チャレンジ大好きライダーも大歓迎です。

そして最後に大事なコト。
真冬でもヒートアップした体は熱中症を起こします。
必ず飲料水の携行をお願いします。
服装にも気を付けて下さい。スイスイ走れるライダーは別として過剰な防寒対策はしない事です。すぐに真夏になります。


では悪サバで楽しいサンデーレースをお楽しみ下さい。
舞ってまース!!

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ふるい落としセクション出口の
「底なし沼」
この登りで前方の倒木越えは?
右にしょうか?
新規開拓草刈り作業 太古の地層が見られる切り落とし

文・写真 奥村善武