甘いッ!
どこまでも転がってユキダルマになるのだ(笑)
と、言うわけで極寒の車中泊を決行し他の二人にいびきで大迷惑をかけたMCおやじちゃんがレポートをお伝えしていきましょう。
レポートの仕立て具合が若干ブログ風ですがご了承下さい。
ほんとに皆さん会場への移動からアクサバは始まってましたね。チェーンが切れてしまった人、前日にスタッドレスを買った方もいらっしゃったようですね。
オイラもせめてチェーンくらいは用意しておこうと心に誓いました。
肝心のレースのほうですが1時間遅れでのスタートでした。3台ずつ15秒ごとに出てもらいましたが、誰一人スタートの斜面を転ばなかったのに驚きました。
じつは階段に落ちてしまう人がいやしないかドキドキでした。一斉スタートだったら一体どうなっていたことか・・・・コワイコワイ。
スタートして約7分、賞典対象選手全員がスタート。そこから1分後に招待選手がスタートしました。先頭とのタイム差はおよそ8分。どんな感じになってくるんでしょうかねぇ。
その答えはわずかその15分後に出たのでした。
先頭は#12ハマー。今回も彼にしてやられました。最後尾からのスタートでわずか1周で全台抜き。。。。恐れ入ります。
しかも、そのタイムがスゴイんです。公式にはハマーの2周目、19分10秒ですが、
1周めのラップタイム24分51秒からスタートでの遅れ8分を引くと・・・・
Oh!なんてこったい!(笑)
その後ろには#73田中が走行。3番手は#11田中太一。
1周40分(上級者での試算)で組み立てられたコースレイアウト、その半分で走り抜けたアナタタチはすばらしい!
コレで来年はさらに難易度が増すかな?(笑)
#12ハマーは3周目までトップを守りました。ここで給油+休憩。スタートから約1時間が経過しています。
そこへ#11田中太一選手が2位で戻ってきたのです。しかしハマー、慌てるどころか田中の元に笑顔で歩み寄り、手を振っています。そして何か言葉を交わしています。
以下、オイラの想像
ハマー「タイチくーん、がんばってる〜?」
太一 「何してますのん!!走らへんのですか?先行きますよ?」
ハマー「どーぞどーぞ、ちょっと休憩するわぁ。ま、がんばって!」
と、いうやり取りがあったのかなかったのかは定かではありませんがココでトップが入れ替わりました。
後ろはぐんぐん引き離されていきます。
ナンと5周目には全車周回遅れにしてしまいました。スタートが最後尾だったので、全員2回抜いた計算になります。
スゴイデス。
ゆずったハマーはこのあと7周目に残念ながらマシントラブルでリタイヤとなりました。
ちょうどその頃オイラは今回は初の試みで(うまく電波が飛んだので)セクション1から現場実況レポをお送りしましたが聞いていただけてましたでしょうか?
本部近辺ではけっこうしっかりと聞こえたようですが結局ロードコースのほうにはFM電波もうまく飛んでなかったようで聞き取れなかったという話も聞きました。
次回の課題です。アンテナの向きをよく考えてみたいと思います。
セクションからオイラが戻ってきたときにはレーススタートから2時間半が経過していました。集計地点ではすでにゴール待ちのマシンがスタンバイしていました。
トップをひた走る#11田中太一、独走のしかたがハンパない。圧巻は9周目。集計のログNo(通過延べ台数)86で通過した彼が1周回って帰ってきたときにNo90でした。要は
彼が1周回る間に集計を通過したマシンは80数台中3台しかいなかった、ということなのです。スバラシイ。
そんなこんなでレースはいよいよ大詰めに入っていきます。チェッカー待ちの台数もカナリ多くなってきました。次の周回に出るかどうかの判断がムズカシイところ。
まず賭けに出た一人目。4位を走行していた#56山本。3:48:58で次のラップに入って行きました。
そしてもう一人。山本を追っていた5位の#51鍋倉。なんと3:59:22で次のアタックへ突入。
今走ってきたラップのタイムは二人とも75分かかっていました。セクション5がカットされたもののセクション4が大渋滞。果たして間に合うのか?
その後すぐに4時間が経過、チェッカーが振られます。トップの田中太一は4:14:46でゴール。平均ラップタイムは25分30秒でした。
#11田中太一が賞典外のため、ひとつづつ順位が繰り上がり、
優勝は#72九州男塾・早川。平均ラップタイムは31分53秒でした。
2位は#71こちらも九州男塾・高木。平均48分9秒。なんと御歳60歳!オソレイリマス。
3位は#5“ちばてつ”こと千葉。平均48分10秒。
そしてこのTOP3だけが
「完走認定」となりました。
賭けに出た二人はどうなったかというと、残念ながら2台ともタイムアウトとなってしまいました。
しかし!そのチャレンジングスピリットに拍手!なのです。
以上、MCおやじちゃんのれぽーとでした。