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アクションサバイバル6 レポート


大変長らくお待たせ致しました。それではアクションサバイバル6回目の開催ですー
これを言うまでに8年が経ってしまいました。本当にお待たせしましてスミマセン。

この8年間のブランク中に巷では新勢力のアタック系エンデューロレースが開催されてます。アクサバは黙って見ていた訳ではないのです。やりたかったのです。悔しかったのです
しかし関西ではその会場を確保するのが難しくて出来なかっただけなんです。そんなイライラが募ってたある日、悪魔の囁き?いえいえ私には天使の歌声のような誘いの言葉があったのです。
「うちの会場でゲロレースやってみいひん?」それはウッズ下市のオーナー平田さんでありました。
えっ?シモイチで?出来るの?急遽アクサバコースデイレクターの西田sam氏を呼び出し新たにアクションスタッフで新実行委員会を立ち上げ現地視察を行ったのであります。そしてそれは昨年の12月初旬。開催まで3ヶ月しか無かったのであります。

 最初の現地視察の時の新実行委員会の言葉は「ここで出来るやん」でありました。過去の会場の三木もこの下市と同じくMXコースでありました。会場規模はそんなに広くはありませんが箱庭サバイバルとしてはちょうど良い大きさであります。
そして早々のセクション設定になります。延々と登るようなヒルクライムは出来ませんがこんなとこバイクが走れるの?のたっぷりの沼と激坂があるぢゃないですか。100台のエントリーでトップは5〜10周で全体の30%位が0周の想定で行こうと決まりました。
ただし8年のブランクのうちに世間のアタック系のハードEDはいろんな面で進化しています。我々のアクサバスピリッツは果たしてどこまで通じるのか逆にワクワクしてきました。

 前日の土曜日にはハードエンデューロの大御所の高橋ロッシ氏に試走とセクションのアドバイスを頂きアクサバとしては8年のブランクを感じさせない絶妙の設定となったのであります。

 そして当日、エントリーは82台!天候は肌寒い曇り。心配していた雨こそないものの下市の大地は先週の積雪は溶けたものの水分はたっぷりと蓄えている。さあ楽しみだなあ。
 スタートはハード系EDには似つかわしくないMXのスタートゲートを使い15台づつ1分間隔で行う。威勢良く飛び出すもののはてさて何台がこのスタート地点を通過するのだろうか。
アクションサバイバル6の開始であります。

実況はお馴染みおやじちゃん。ちょろっとしか帰って来ないライダーをどう料理してMCってくれるかそれもお楽しみ。

サバイバル系のレース実況ってすごく難しいんです。

なぜかと言いますと、選手がめったに帰ってこないので新しい情報が入ってこないんですね。
そして実況席からはコースの99%が見えないので展開を追えないのです。
さらにはですね、みんなセクション見に行っちゃって放送が聞こえるパドックエリアには誰もいないわけですよ。

と、言うわけで早々に実況MCはサバイバルできずに脱落第一号。。。
あ、いや#1すもう師匠のほうがヘルメット脱ぐの早かったな。なので第二号です(笑)
ワタシはその後、集計管理と写真撮影に回りました。

レースを超簡潔に振り返ってみますと、1周目、24大西・6後藤・72山本の順で通過。2周目には72山本がトップに立ち、そのまま独走で逃げ切るという形のレースでした。2位には6後藤、3位に75泉谷が入り、若手がトップ3を独占する形となりました。そして完走認定もこの3人のみ、ということになりました。

今回はとにかく泥、これにつきますよね。前週の積雪がここまで影響を引っ張るとは思いもしませんでした。OGWヒルなんて登れる気がしなかったですもの。次は全日本ヤチ選手権シリーズをやったらええねん、という話まで飛び出す始末。どんなに難しいセクションを作っても自然には勝てません。こればっかりは仕方ないですよね。あまり雪の降る地域ではないんですけどね。。。。ま、見るほうはイイモノ見させていただきましたけどね。

 次回開催するときは雨も雪も少ない時期がいいですね。ドライコンディションでのレースを見てみたいです。以上脱落MC目線レポートでした。



8年ぶりのアクサバ6は成功しました。やっぱりアクサバスピリットは健在でした。
次回の会場も多分このウッズ下市で開催出来るでしょう。もちろんよりハードに。そしてより楽しく!
1年後のアクションサバイバルを楽しみにお待ち下さい。
See you soon again! アクサバセブン!?


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尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。

文 奥村善武 おやじちゃん   写真 おやじちゃん