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2009 関西ガルルカップ アクションエンデューロ
第2戦 レポート

2009年6月28日:開催

大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場


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2009関西ガルルカップアクションED第2戦でえす。

昨年は初めて雨を想定したコース設定を行いましたが晴れました。
今年こそぬれぬれズルズルになるぞと豪雨を想定したコース設定を考えました。

結果、今年も一滴の雨も降らんやんけー!!!

朝は薄曇り、昼前からは青空のピーカン晴れ。ほんまにどないしてくれるねん。

ですから今回のコースレイアウトのコンセプトは「滑って転んでナンボ」です。
そのため逆バンクと小さなシケイン、そしていつもぬかるんでるウッズセクションをいっぱい用意したのですが全てカチカチに乾いていましたね。ヤレヤレ。

そんな第2戦は雨の嫌いな方が多かったのかチョット少なめの105台のエントリーです。

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気温的にはそれほど高くない朝を迎えたプラザ阪下には続々と参加者が集まって来る。でも湿度は高いので今日は水分補給が必須である。
今年からこの関西ガルルカップアクションEDにはゲストライダーを招待はしていないのだが、今回はJNCC#7の吉川選手をアドバイザーライダーとして迎えました。
参加者から気軽に質問やライン取りなんかを聞いてもらったのですが如何でしたでしょうか。為になったでしょ。

午前は1時間のクラスから。今回は路面状況も良いので1周の練習走行を行います。
約15分で全員が周回し、スタートラインに付く。
ご存知、このクラスはルマン式である。ただし、スーパーレディスは全員が注目する中のヘルメットタッチ式の一斉スタートである。カッコええな。
ではでは全員がバッチリスタートしたアトの実況は「オトコがしゃべりでドコが悪いねん」と開き直っているおやぢチィャーんでドーゾ。

はい、おやじちゃんです。

1H
  1周目、先行したスーパーレディースをすべて交わしてトップで帰ってきたのは#22池口。
2番手以降は#5菅原、#23浦川、#33中山と続く。
LAP 112345678910
No225233372135122928

しかし2周目、早くもトップが入れ替わる。変わってトップに立ったのは#23浦川。池口は#21松井にも交わされ3位に。
ココから#21松井と#23浦川のバトルがはじまる。
LAP 212345678910
No232122335735122931

翌3周目も2台のバトルは続き、2秒差でデッドヒートを繰り広げた。
動いたのは4周目、#23浦川が戻ってこない。
その間に#21松井がトップに立つ。
#23浦川が戻ってきたのは#21が通過した35秒後だった。
LAP 412345678910
No2123225735331231213

コレで少し楽になった#21松井。グイグイッと逃げにかかりたいがそうはいかない。
2位に下がってしまった#23浦川、5周目はトップ#21松井と同じタイムを出し、ペースを取り戻す。
3位をキープしていた#22池口は5周目に入った直後にエンスト。順位を3つ落とすが1台抜き返し5位に。
レースはいよいよ終盤へ。7周目、遅れた#23浦川がロスを1周で取り返し、再び2位に上がる。
その追い上げはハンパなく、7周目には18秒差にまで詰め寄ってきた。そしてレースは8周目、ファイナルラップへ
LAP 712345678910
No2123355227333121329

#23浦川は何とか追い詰めようとするがその差は少し大きすぎた。結局11秒差までつめたが#21松井が逃げ切りトップでチェッカー。
3位には徐々に追い上げてきた#35西谷が入る。

※#23浦川選手・#213幾老選手は賞典外選手のため、公式リザルトが一つづつ繰り上がっております。

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3時間のレーススタート近くになると曇っていた梅雨空?がなんだか明るい。
なんと青空が出て来たではないか!こうなれば暑さとの戦いになるに違いない。

このクラスは手練のライダーが多くより難易度の高いコース設定が求められる。そこで今回設定したのがモトクロスコース上段部コース脇のガレ場ロックセクションである。
名付けて「ロックンリバー」。どこかで聞いた事のある名称だがそこんとこは大会規模も違う関西ローカルレースなのでお許しを。(ちなみにロールは使いませんでした)
この手のガレ場は浮き石が多く、時間経過と共に走りやすいラインが出来るもの。だが今回はライン潰しのスタッフを配置する事で常に新鮮な???ラインが続くことである。
しかし、1時間経過時点でライダーからの嫌われ役を担っていたライン潰しのスタッフがあまりの暑さとその重労働にあえなくダウン。その後はスムーズに通過出来るセクションになってしまったのはお許しを。

今回もタイムスケジュール通りの進行である(アタリマエ)
3時間クラス全車が揃ったところで別横一列一斉ヘルメットタッチ式スタートで轟音と共にロケットスタートをして行く。これは本当に何度見ても豪快でスカッとする。レースの醍醐味である。(主催者冥利に尽きるなぁ〜)

でわでわでわオトコがしゃべりでも悪くないから好きなだけ実況してね・のおやぢチィャーん。よろしく!


3H
  まず1周目。トップは#10入田。15秒遅れで続くのは#8玉岡・#53谷先・#9山本の3台。
#10入田は2周目まではトップをキープするが、3周目に#8玉岡に抜かれるのをきっかけに徐々に順位を下げ、6位に後退。その後、7周目にロックンリバーでブレーキペダルを損傷。さらに順位を下げてしまう。
代わってトップに立った#8玉岡は2位以下の上位陣が9分代後半で走る中、9分代前半をコンスタントに出し続け、どんどん逃げていく。
7周目の各クラストップ3途中経過
順位
8玉岡53谷先101広瀬・浅井
5小田54木村116小南
9山本51神農125菅原

中盤に差し掛かったところで、トップ#8玉岡と#5小田の差が2分弱。この差をキープしたままレースが続いていく。
60分から120分までの間、トップ5に順位の変動がない、というめずらしい展開。

オープンA・オープンBでは動きがなかったものの、オープンCで動きが起こる。
序盤に#116小南の追撃をかわしてトップに立っていた#101広瀬・浅井組、今度は後ろから#113佐久間が追いついてきた。
8周目に4分あった差がなんと12周目にはわずか10秒に。これは何かがおきそうだ、と成り行きを見守っていた15周目、勝利の女神は期待させるだけさせて#113を突き落とす。この周、何が起きたかはわからないが突然の大失速。
平均10分弱で周回していたのが、この周は20分かかってしまう。その間に3台に抜かれ5位転落。
目の前にいたライバルは気がつけばなぜかすぐ後ろを走っていた。そしてその後わずか2周で#101に周回遅れにされてしまった。

そんなバトルをよそにトップの#8玉岡は11周目あたりから後続を引き離しだす。
15周目に入ったときには#5小田を4分半引き離していた。

15周目の各クラストップ3途中経過
順位
8玉岡53谷先101広瀬・浅井
5小田54木村125菅原
9山本51神農106伊藤

そしてレースは終盤へ。ほぼペースの代わることのない#8玉岡、2位の#5小田が少し差を詰めてきたものの、終盤での4分以上のタイム差は詰めるには時間がなさすぎた。
#8玉岡はそのままトップでチェッカーを受ける。
彼いわく、「これからはDRとファンティックの時代」だそう。そのウワサのファンティックに乗る#53谷先はオープンBクラストップ、総合で3位という結果を見せた。

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【リザルトはこちらから】

そして今回もいろいろな感動とドラマが生まれ第2戦は終了しました。
これもひとえに熱きオフバイクレースFUNの参加者の皆様、ご支援を頂いておりますご協賛各社及びプラザ阪下様のご協力により開催出来ております。
2009シーズンもアト2戦。アレやコレやと残り少ない知恵を搾りながら「走って楽しい」アクションエンデューロを開催します。
いやいや、アト2戦と言わずにこれからもずっとやりますよー。
もっともっと参加者が増えて関西オフレースがもっともっともっと盛り上がりますよーに。

昨年のレポートにこう書きました

「来年こそは雨を降らせるゾ!」

だから3年連続梅雨時期の晴れレースはもう止めてね。

「2010年は豪雨の中のレースだー!」

その願い届きますように!

次回第3戦は10月18日。

ご存知。丹波黒豆枝豆を参加者全員にプレゼント!
美味しい秋のレースを楽しみましょうー!

尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。

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文・写真 奥村善武


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